金曜夜、週末の嵐の来る前に、ストライパー釣りに行ってきた。木曜の夜、狂ったほどにストライパーが近海に集まっていたらしい。土曜には確実に崩れる天候を見通して、ブルックリン沖には、大小の船が5、60隻集まっていた。
とってもローカルで古いヨットクラブがこんなところにあるんだと。
私はここのしびれるほど渋いバーで酔いつぶれたい、いつか。
出航。ベルトパークウェーをくぐっていく。
「ブルックリンで彼を知らない奴はもぐりである」と地元の釣り師が声を揃えて言う。そんな人がこの船の持ち主、スコット。
スコットの一声で集まった仲間たち。みんなブルックリンのシープスヘッドベイ界隈出身。ハクがある。クセあり過ぎ。でも、お〜もろ〜〜い。
昨日、大釣れしたポイントに入る。
本日の餌は、活きたウナギとバンカー。
では、その時の模様を写真でどうぞ。
これ、貴重な写真です。ロングアイランドのオーシャンサイドから、昨日釣れたというウワサを聞いて、はるばるこんな小さな船でやって来た「いっちゃってるスコットの仲間3人組」です。早々と3人で9匹釣って、重いので帰りが大変だからと、魚をやるよと、うちらの船に1メートルはあるストライパーを投げ込んでいるんです。むちゃするわ、ほんまに、おっちゃん。当たったら怪我するやん、もう。
結局、今夜はみんなで5匹の収穫。
こんなはずではなかったらしい。しかし、昨夜のフィーバーはなく、夜中の1時まで粘りに粘ったが、今日は諦めてこれでおしまい。私にしちゃ、じゅうぶん。
でかくて厚いウロコのついたままナイフを刺し、内臓は残してフィレにするの、めちゃ大変なんです。
帰航。
「今度、ブラックフィッシュ行くか。ばっちり釣らすぜ。やる気があるならいつでもおいでよ」と誘われたので、かなりうれしかった。
本当は死ぬ程うれしかった。
ウッヒョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
夕飯食べるの忘れていた。帰り道、屋台の牛肉のスブラキをノドが刺さるぐらいの勢いで食べた。ハロウィーンのパーティーがあっちこっちであるようで、午前2時のアストリアはいろんな格好をした若者で溢れていた。
私の場合、ブルックリン沖でモンスターのような連中と、でかい魚を追い回したことが今年のハロウィーンとする。