ダウンタウンでレゲエやスカのレコードショップをやっているジャイミーのバックヤード。夏には、いろんなハーブや木々が繁ってたんだろうなぁ。
緑の季節は終わって、秋のこのスペースの主役は「火」である。
火を囲んで飲むビールは最高に旨かった。ジャイミーのブラックビーンズスープとショートリブもとても旨かった。
彼はこだわりのある人である。
ブラックビーンズスープは、もちろん干しマメからで、2日間じっくりと煮込んである。クミンの香りがこのスープにこんなに合うとは知らなかったなぁ。
焼く前に見せてくれたショートーリブは、深紅の美しいものだった。
それをホワイトチャコールで丁寧に網焼きしてくれた。どうしよう。ここでこんなおいしい肉を食べちゃったから、焼肉屋に行けなくなるかもしれない。
このホワイトチャコール、こだわりの「モノ」である。貴重なものである。
アメリカの家庭で普通に使ってるチャコールとはぜんぜん違う。
まず、匂いがいい。消臭・脱臭性、除湿効果が普通の黒炭とくらべると断然よいのだ。遠赤外線も黒炭にくらべて多く発生するという優れもの。
だから肉の味が違う。いい肉をこのホワイトチャコールで焼くとよりおいしくなるはずだわ。これで炊いた米はふっくらおいしくなるらしい。水に入れても水がうまくなるという。てんぷらを揚げる時に、少しこれを入れるとカラッとおいしく揚がるらしいし。
このホワイトチャコールって何者?
うちに帰って調べてみたら、
日本でいう備長炭も、このホワイトチャコール=白炭(しろすみ)の一つだった。
この炭のMADE IN USAのものってのがあるのか、今度ジャイミー氏に聞いてみたい。