週間NY生活というニューヨークの邦字新聞に書いている「釣り日記」の更新をしてなかったのでやります。
月に一度の記事なんですが、いつもグズグズしていてなかなか書けなく、編集長の三浦さんには迷惑かけてます。
釣りやっていると、記事書かなきゃいけないこと忘れてしまうんですよね、夢中で。
この記事には、画家の新田君の他いろんな人のバックアップがあって成立してるんです。皆さん、ものすごーく協力的(私がただ強引という言い方もありますが)で、釣り仲間の友情に改めてうれし泣きです。
写真上の5月の「ジャンボひらめ」は、オリエントポイントのプライムタイム号という乗り合い船のキャプテン・マイクが、ソールドアウトの中、特別に船に乗せてくれました。3月の鱈釣りの時もモントークのバイキング号のキャプテン・スティーブンに、これはもう絶対無理と言っていたにもかかわらず、乗っけてもらってます。
船のお客さんもみんながいろいろ協力してくれます。
6月の「スキッフボート」での釣りには、釣り先輩クレちゃんが必死こいて、悪天にもかかわらず、船を出してくれました。貸し舟屋の主人フィルもなんやかんやとお世話になりました。
今月、7月「海鱒・山鱒」(今週木曜日発行)については、魚イラストは、新田君親子が絵を書いてくれました。ここの息子のりゅうちゃんと娘のなみちゃんは釣りが大好きな姉弟です。時々、お父さんが彼等の釣りの写真を送ってきてくれるのを見るのが楽しみです。
今回は、渓流釣りのことにも少し触れているんですが、私はもっぱら海釣りばっかなので、釣り友の写真家・橋本ちゃまにいろいろお世話になりました。渓流釣りのことを教わるにつれ、一度行って「ブルックトラウト」あたりを釣ってみたいという気持ちになってます。釣り道具をこれ以上増やすと、うちの旦那に怒られるので、橋本ちゃまお薦めの子供用ミッキーマウス付の竿で挑戦したいと思ってます。
こうやって、みんなの世話になって続けている「NY釣り婆日記」ですが、おかげさまで、16回無事、毎月連載することができました。これは、亡き師匠森さんの意志を継いだ、私にできる「NYの釣りってこんなに楽しいよ」を伝える一つの意志表現であります。ニューヨークにはどんな魚がいるのか、どこにいるのか、どうやって釣っているのか、そんなことがお気軽に伝わればいいと思います。なので、みんなに分かりやすいように、文は少なめに、その代わり、写真をでかでかと載せてます。そして、これを参考に1人でも釣り愛好家が増えればいいと思ってます。私の釣り仲間はみんなそう思ってます。
毎月、釣りに行って、写真を撮って、話を聞いて、うちに持って帰り、文章を書いて、紙面のレイアウトデザインもやるんですが、この時間が私にとっての「至福の時間」です。まだまだ紹介したい魚、紹介したい人たちがいるんで、がんばらなくてはいけないと心してます。