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昨夜ニューヨークはかなり激しいサンダーストームだったようだが、その雷雲の向こうロングアイランドの先っちょ・グリーンポートは、稲妻もなし、雨もなしのお天気。お月さんもちらほらだった。マンハッタンは気候的に言うと「大陸性気候」だが、ここは「内陸性気候」、ロングアイランド・エクスプレス・ハイウェーのEXIT60を超えた辺りから、お天気が違う。この気象の違いを利用して、近年伸びに伸びているのが「ロングアイランド・ワイン」ってわけだ。雨が少ない、霜が降りない、風通しがよいというのがワイン作りに適しているらしい。まっ、そういうわけで身内の心配もよそに、こちらはサンダーストームにも見回れず、雨もなしで、一晩中魚を追いかけていた。 だが、風はさすがになかなか納まらなかった。そして、そのせいか、岸に魚は寄ってなかったわん。真夜中から開始した「ひらめの夜釣り」。満潮は午前3時なので、かなりのチャンスはあったのだけど、ハッ、ひらめちゃん、ちょっと荒れ気味の波を避けて沖で待機してたのかしらん。 ボロボロの船着き場には、私とだいちゃんとまやちゃん。男性陣1人に女性陣2人。釣りの世界もかなりの「女性進出」、めでたい話だ。今宵は独身のだいちゃんをしっかりと暴漢から守ってあげるのが女2人の役目。ってのがニューヨークらしいというかなんというか…です。 さっそくヒラメ釣りに高じていたら、午前1時頃、桟橋に一人の影がこちらに迫ってくる。「まちこさんですか?」「ありゃぁ、そうざんす。そちらはハリーさんでござんすね」。当ブログの常連コメンター「ハリーさん」もやって来た。「今日行きまーす」とはメイルで伝えておいたが、こんなきわどいお天気模様、「来ないかなぁ」と思っていたのに御会いできて光栄でした。 そのうち、またガラガラを引きずりながら、こちらに歩いてくる人影が。「まちこさんじゃないですか」と声をかけられる。現在「カワハギ釣り」に日夜奔走しているカノウ・カワハギ大臣だ(相棒の、ビールばっかり飲んでないで魚釣ってクレバヤシ名誉大臣は今日はいなかった)。昔からの釣り先輩で、すこぶる釣りのうまいおじさんだ。いつも変な場所で変な時間に御会いする人。ある時は、ロードアイランドの橋の上で、ある時は、真冬の乗り合い船の船底で。こんな夜中、こんな場所で、2人の男性から名前を呼びかけられる、暗闇の釣りおばさん「町子さん」、自分でも不気味だ。結局ニッポン人釣りバカ5名が今宵もひっそりと静まり返った桟橋で、竿を朝までシュッシュッと降り続けるということになった。 釣果はさんざんたるもの。やはりこの風の中、繊細さを一番要する「岸からのヒラメ釣り」を軽視していたと反省。撃沈組4名、朝7時頃までねばりにねばったが、釣れるのはスパイダークラブという「蜘蛛」のように足の長いカニばかり。うじょうじょいた。持参した、昨夜のうちの夕飯用の子イカがとても新鮮であったことが裏目に出た。超チビの小魚たちも群がり、イカをさかなに「金曜の夜の大宴会」をしていた。ヒラメがいないので、彼等の独壇場だ。まったく。結局、私を含めた4名は、ここの小魚たちにエサをばらまき、明日の彼らの育成に多大な貢献をしただけとなった。ガクッ。 しかし1名だけはウヒョウヒョ。その人は、この方です。まやちゃーん、アンタや〜〜〜。ちょっと前に「夜釣りの岸からヒラメ釣り」にはまっているお嬢さんです。彼女とはよくいろんな所に釣りに行っている。生まれて初めて行った「夜釣りの岸からヒラメ釣り」で、この前見事20インチを上回る立派なヒラメを釣っちゃって、「釣り」に目覚めちゃった娘さんだ。このヒラメ釣りは、とても繊細で、難しい釣り。ただ、餌をつけて放り込み、竿を置いとく釣りではない。詳しく書くと終わらないので、ここでは「とってもデリケートな精神的心情を大切とする釣り」とだけ言っておく。そんな釣りを初めて体験して、いきなり釣ってしまったわけだ。そして、今日も。必死でこれでもないあれでもないと試行錯誤している釣り先輩方を横目に、1人タンクトップで iPodを聞きながら、横文字の鼻唄を歌いながら、おにぎり右手に、竿左手に、うらやましいほどリラックスして、週末の夜釣りをエンジョイしている彼女に、ヒラメは寄ってきた。 どうして?って。この釣り、「邪険を取り払い、おおらかな気持ちでリラックスして釣る」というのが一番のポイントなんです。やられたっ。見事なヒラメでしたよ、マヤちゃん。
by machikogunji
| 2007-08-05 05:48
| NY釣り婆日記・魚料理
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