●ダック
月曜日はチャイナタウン(ビミョーだけど、SOHOだと言い張る人もいる)のチルドレンズ・ミュージアムでジャパニーズのアートクラスのアシスタントをする日。友人のアーティスト、ニイゼキヒロミちゃんが4歳から7歳の子供を対象に日本語でアートを教えている助手として、もう2年ぐらい続けてます。一週間に1回、子供達の自由奔放な発想を見られる楽しいバイトだ。
なので、毎週月曜日は、このクラスが終わった後、チャイナタウンで1週間分の食材を買って、ものすごい荷物をかかえて帰る。
ふだん、この街の八百屋や肉屋、魚屋の閉店時間は夜8時なんだけど、今日は正月ってことで大半は6時に閉店。こりゃ知らなかった。開いてる所で買い物して、夕飯のための「ダックの甘辛焼き」半身と「シーフード・フラットヌードル」を買う。
ダックの当たりはずれは、けっこうあるので、私はいつも味の安定してる潮州料理屋の「ボッキー(郡司家の食卓:「たけのこ白菜/1月30日」で紹介)」で買う。肉が柔らかくジューシーで、タレも旨い。つけ合わせの大根の甘酢漬けもさっぱり味でいい感じ。このダックをオーダーすると、もれなく付いてくる「ピンクのガーリックビネガー」を少し漬けて食べると、脂っこさが抑えられて、バクバク食べられるんだな、これが。
*この店の麺類はすごーく幅があって面白いので、また近々載せますね。
●中華な甘味
地下鉄に乗る前に、あまりにも視覚的にかわいかったので買っちまった中華のお菓子。
★ピンク、オレンジ、イエローのちっちゃな蒸しパン。
フワフワそうで、そうでもなかったのだ。お味はいたって素朴。ってのはよかった。
★ナッツとレーズンのタルト&レッドビーンズ・タルト
NYの中華街で買った月餅でおいしいのに当たったことがない私。探し方がヘタなのかなあ。硬い、甘過ぎ、脂っぽいの3拍子揃ってしまっている。そこで、あんこだけのタルトとナッツだけのタルトで自分流の配合で食べてみようと思って買ってみた。レッドビーンズ・タルトは、日本の温泉地のお土産饅頭っぽい「とっぽい味」で合格。ナッツとレーズンのタルトは、うぅぅーん、あまっ。いかん、甘過ぎ。結果、ナッツタルト小さじ1:レッドビーンズ・タルト大さじ3の割合で食べたら、まあまあいけたけど、ここまでして食べる必要性ないな。教訓:色とムードに釣られて買わないこと。