これ、なんだか御存じですか。生の青いアーモンドです。この季節になると、うちの近所のギリシャの八百屋さんで当然のごとく売られています。毎年買うのですが、どうやって料理してもいまいちなんです。店の人に聞くと「そのままかじれ」と言うんですが、おちょくられているのか、マジなのかわからない味です。昨日、桃のコンポートを作った時に、甘く煮だして入れたのですが、シロップにはアーモンドの香りが出てましたが、そのもの自体は「うーんっっっっ、んんっ」という味で、まだ若い種の部分だけはなんとか食べられるという感じでした。これのおいしい食べ方、御存じの方、ぜひ教えてください。
もう一つあります。これです。「カリフォルニア・グリーン・プラム」と書いてあり、このシーズンに出ます。店の人に聞くと「そのままかじれ」です。何もかもが「そのままかじれ」なので、かじってみたら青い味だけでした。グリーン・プラム=青梅だろうと、昨年は塩漬けにしてみましたが、おいしくない。どうやって食べるんでしょうか。
も一つありました。「そら豆」の食べ方です。写真手前の粒のでかいのが、近所で売っている「そら豆」です。「フェバビーンズ」という言います。日本のものよりぺったりしてて皮は厚い。味は同じそら豆です。この時期、イタリア人は、この豆の小さいサヤの中のえんどう豆サイズの粒(写真奥)を茹でずにそのままポリポリ食べるらしいという話を友人から聞きました。そこで、私も小さいものを選び、中から豆をピュコピュコ取り出し、生で食べてみましたが、青臭かった。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ茹でて食べたら、これは甘くて悪くないですが、本当にイタリア人はこれをチーズと一緒にピュンピュン食べるんでしょうか。
この3つ、お心当たりのある人はぜひ教えてください。