今日の私のお昼ごはんです。昨日の残りの一膳のごはん。炊き立ては夕飯にうちの殿様に一膳目を献上することにしてますので、お昼はだいたい残り御飯を食べてます。しかし、この少しくたびれた御飯が極上の御馳走となるんですよ。うっしっし。
御主人さんが「丹波」出身の方がいて、大量の地元の「松茸昆布」を気前よく「食べてよっ」といただきました。その年、その年で松茸の具合によって、御実家から最良のものを送ってきてくれるそうです。
この松茸昆布を、御飯にちょっとづつ乗せて、このところずっとお昼にいただいてます。炊き立ての御飯もそれはそれはおいしいけど、この少しくたびれた御飯と一緒に食べるというのが、これまた松茸昆布の味わいが倍になって幸せなお昼となるんですよ。お茶漬けにすると、この柔らかな昆布が溶けそうで、もったいなくてできません。この御飯を一膳食べた後のお茶わんに上等のお茶を入れて飲んで余韻を楽しんでいるという、かなりマニアックな食べ方をしてます。お昼の10分間の主婦の幸せごはんの一コマであります。