近所友達が、中年女3人3泊4日のパリ旅行から帰って来て、フランス産バターとその珍道中のおみやげ話を届けてくれました。「じゃぁ、夕飯久しぶりにうちで一緒に食べようか」ということで、「2人で作ったら早く楽しくできるメニューを食べようぜ」と、「焼き鳥」にすることにしました。うちで一人で焼き鳥の準備するのはけっこう時間がかかり、手間もかかる。でも、2人だと時間も半分、くちゃくちゃ言いながら作業も楽しくスムーズに流れるってもんです。野菜洗う人、鶏さばく人、洗い物する人、串を刺す人、焼く人、うまく狭いキッチンを手分けして、あっという間に(ザツではあるが)焼き鳥のできあがり。使った鶏の足は6本。「もも」は塩焼きに、「すね」はタレでいきました。旦那も帰って来て、3人で「おフランスはどうだったか」で大笑いしながらの夕飯となりました。
つけ合わせの野菜は柔らか春キャベツといきたいところだったんだけど、この辺にはそういう柔らかいキャベツは売っていないので、アルグラで。アルグラは胡麻の香りがして、ぴりっと辛く、それがなかなか美味しい菜っ葉です。うちの近所では、根っこが付いたままバンチで売ってます。これをきれいに洗って砂を落とし、食べ易い大きさにちぎって、茹でたアスパラとアボカドのスライスを盛りこんで、レモンを絞り、「ポン酢マヨネーズ」で食べました。焼き鳥との相性ぴったし。赤ワインが今日もよくすすみました。
締めは、讃岐のマイナー兼マニアックなうどんの食べ方「湯だめ」でした。