このところ瞬間芸みたいな料理が多いので、今日はスロークック系のポトフを作ってみた。と、体裁いいことを言ったりして。今日明日と、夕方外出予定なので、旦那さんの夕飯に温めたらいいだけの「洋風煮込み」にしたまでだ。うちは生ものの多い食卓なので、こういう野菜の煮込みは新鮮だなぁ。大鍋でコトコトはいつもおでんばっかだもんなぁ。
しかし、たまの洋風ポトフ、旦那さんからちょっとクレームありだった。「鶏肉がぱさついてるよ」。「あれっ、ちゃんと最初、鶏肉も野菜もオイルで炒めて、半日かけて弱火でコトコト煮たので硬いはずがないんだけど」。でしょっ、半日煮たら鶏肉はどう考えても柔らかくなるはずだ。の考えが違っていたらしい。煮りゃ柔らかくなるが甘かった。最初の鶏肉の炒め方に問題があったようだ。「鶏肉、強火でジャッと炒めただろう。」とするどい指摘。「そうだけど、なんか。」それがいけなかったようだ。こういう煮物をする時は、最初、肉はたっぷりのオイルで時間をかけてゆっくりと焼かなきゃいかんらしいわ。照り焼きチキンを作る時も同じ。そうすると、あとで電子レンジでチンしても肉は柔らかいままで保てるらしい。安い鶏肉をいかにジューシーにするかの決め手だという。なるほど、そうでっか。今度からはそうしてみます。
今日のポトフのスープには、ターニップ(かぶ)と、かくし味に西京味噌が少し入ってます。西京味噌をちょっと入れるとグッと味が落ち着き、まろやかになります。ターニップとのコンビネーションもよしでございます。