今晩は、ちょっと肌寒い。これが日本だと、旦那さん、会社帰りの「ちょっと1杯」には絶好のお日より。でも、ここはアメリカ、アイリッシュパブしかないし、ビールじゃ寒い、しかも自動車通勤で飲めないし。ほんじゃぁ、おうちで1本お銚子、お燗をつけて、まったり鍋でもつつかしてあげるか。っていうか、私が熱燗に鍋が食べたい気分だったのでそうしたんだけど。料理教室の残りのひらめの昆布締めとシーバスの切れ端をつまみに、キュッと熱燗はやっぱり旨いよ。
鍋は、チャイナタウン勢揃いの具です。出汁は、だし醤油少しに、チャイナタウン徳昌でこの前見つけた「砂肝の塩漬け」を何個か半分に切って入れる。うーんモツ煮の味に変身だ。白菜、しらたき、このところお気に入りの中華ちくわぶ、それに、これまたうちの定番食品「徳昌産の魚のすり身」にボックィー産のラー油を垂らし、グワーッと泡立つほどかき混ぜて、スプーンですくって鍋におとしたもの。旦那さんが帰ってくるまで、弱火でゆっくりゆっくりグツグツ煮込むわけよ。すると、この魚のすり身がホンニャカフワリンといい感じになるわけだよ。そりゃぁ、疲れて残業して帰った旦那さん、機嫌いいわよー。料理はいたって簡単、夫喜ぶのいい関係。