私がひらめの料理で一番好きな「お茶漬け」です。今日、お昼に料理の弟子「まやちゃん」が来たので、まだ彼女が食べたことがないこの「ひらめ茶漬け」を即席で作ってごちそうしました。本当はひらめを一晩昆布に挟んで「昆布〆」をしとけば、もっと味が滲みてねっとりしておいしいのですが、今日は時間がなかったので、ともさんにいただいた「まつのはこんぶ」で和えて少し置いておきました。「まつのはこんぶ」の威力は凄いので、とてもおいしい昆布〆になりました。炊き立てのご飯の上に、このひらめの刺身を載せて、昆布でとった薄めのあつあつの出汁をっけて食べます。時間があったら、刺身をとった後のひらめの頭と骨を一度焼いて、それで昆布と一緒に出汁を取ります。しょうゆと塩、酒で味を整えた出汁をかけるともっと本格的です。今日は即席。まやちゃん、ぺろりと食べました。おーい、丼いっぱいご飯を入れていたんだよー。お茶碗2杯は軽くある量だったんだよー。このひらめ茶漬け、出汁の代わりにちょっと濃く入れたお茶をかけてもおいしいです。わさびをきかせて食べると、あれよあれよというくらいご飯食べちゃいます。これは今の季節なら、魚屋のひらめでもできる特別のおいしい料理です。ぜひ、自宅で食べてみてください。病みつきになるはずです。