豪州肉ってのが、どーも好きになれない。美味しいと思わない。アメリカの肉に慣れちゃってたからなのだろうか。国産ビーフは高い。「塊」なんか買っちゃったらとんでもない値段になる。毎日の食卓には不可能だ。最近、肉は、朝一番でマーケットに行って、3割とか2割とか。運のいい時は半額のシールが貼られたのを狙って買っている。その日に食べるから、賞味期限はOKなわけだ。さすが日本、賞味期限切れは売ってないもんね。アメリカはそうはいかないからね、よく見て買わないと。一度、肉ではないけど、かき氷のシロップ賞味期限切れ7年経ったのを平気で売っているのを見て衝撃を受けたことがあった。まぁ、賞味期限ってのが、どこでどーなってその日にちになってるかってのは疑問なんで、しかも海外にいたから、切れてても重宝がって食べてたことは何度でもある。じゃぁ、冷凍すれば賞味期限は延びるんだよっていう人もいたけど、それもどうなんでしょうね、謎。人によっちゃ、賞味期限なんて業者が勝手につけて、次の品物を買わせるためにやってるんだっていう人もいたなぁ。それもそうかもなと。世の中の賞味期限ってのがいまいち判りません私には。
で、今日は半額のももビーフの塊を買ったら、よく見たら「豪州産」だった。あー失敗。私、豪州産の肉は避けてたのになぁ、あー失敗と思ったんだが、ふと考えた。こんだけ豪州産が出回っていて、しかも安いんだったら、これを何とか美味しく食べるってのも「手」だなと。どーしたら美味しく食べれるんだろう豪州肉。で、ローストビーフにしてみた次第。作り方はいたって簡単。塩と胡椒を摺り込んで、表面を焼いて、タレに浸して、ひと煮立ちさせて、後は鍋に蓋して余熱で30分でできあがりってーの。旨い肉じゃないので、切る時「うすく切る」のがコツね。厚いとスジがあたるもんね。
で、母、甥っ子、旦那に試作品を食べてもらったら「ぜんぜんOK」ってことになった。私もつまみぐい。けっしていい肉じゃないけど、うすーくうすーく切ってタレつけて食べればぜんぜんOK。毎日食べるわけじゃないので、たまになので、ぜんぜOK。ってことで、本日の酒のつまみに。また二ヶ月後ぐらいに作ろうっと。