今日の夕飯は当然ながら昨日「妻達の船出」で釣ったポーギーちゃん(小鯛)です。
昨日のうちに、内臓だけ出して、今日の午前中にいろいろ仕込みました。
このところ「塩焼き」と「鯛めし」が多かったので、今日はちょっと指向を変えて、まずは「南蛮漬け」にしてみました。んっ、玉葱がいつの間にかない。旦那が昨日使ったか。ほんじゃぁ、スキャリオン(細ネギ)でやっちゃおう。焼いたポーギーに、縦切りにしたスキャリオンをいっぱいかけて、酢、だし醤油、沖縄の島唐辛子を泡盛で漬けたものをもらってたので、それを少し入れて(いつもはハラピニオンの瓶詰めの汁を使ってます)一度沸かし、熱いうちに焼いたポーギーにかけて自然に冷まします。で、できあがり。ほどよいピリッとした酸味がおいしいよ。うちは南蛮漬けの時、油で揚げるより、焼いた方がさっぱりするので、こうしてます。お試しください。
刺身は、いつものように皮付きで湯引きにします。日本の小鯛に比べてさっぱりした味のアメリカの小鯛は、こうすると旨味がぐっと封じ込められておいしく食べられます。今日のはちょっとかけるお湯の量が少なかったのか、お湯の温度が低くなってしまったのか、もともと皮が堅い小鯛だったのか、ちょいと皮が堅かった。と旦那さんのご指摘。そういう時は、まっすぐ切らないで、削ぎ切りにして皮の量を少なくして食べます。私は皮がちょっと堅いぐらいが好きなので、今日はまっすぐ切ったのと、ななめに削ぎ切りしたのを出しました。
最後は、このところ「鯛めし」を作ってましたが、もう3回もたて続けに作ったので、今日は刺身にした小鯛の頭と骨に塩をして、水気を落とし、それを魚焼きグリルでじっくり焼き、鍋に昆布と水を入れてゆっくりと煮出してスープを作り、そのスープでご飯をこれまたゆっくりと炊いて、最後に味を整え、卵と小口ネギをいれた「鯛のぞうすい」を作ってみました。うーん、思ったより出汁が出なかったので、塩気が口に当たってしまった。塩は普通に入れたんだけど、なぜしょっぱくなってしまったのか。たぶん魚の骨で出汁をとる時は、もっとたくさん骨や頭を入れないといけないんだろうな。なんせ、昨日はちょっとしか釣れなかったんで、そこまでいきませんでしたね。再度挑戦してみます。技術的には「鯛めし」の方が簡単かもしれないな。いろいろ勉強になります。
ってなことで、今日は鯛づくしでした。