3日連続、モーニングうどんは、県庁裏の「さか枝」。おばちゃんと息子さんは、昔っからのご近所さんで、行くと母とお互い「元気確認」している。さか枝さんが扇町で製麺所だけだった頃、朝6時の開店と同時に、ボウルとふきん持参で、茹でたてのうどん買いに行かされてました。帰り道に、八百屋で葱と生姜を買い、朝のおつかいのお駄賃として「コーヒー牛乳1本買ってよし」の母からのご褒美がとても嬉しかったという思い出がある。
おばちゃんは働き者で、今も朝早く店を開け、お皿を下げたり、葱を切ったりしている。ここのうどんは安い。「かけ」が180円。朝は6時にオープン。仕事前のうどん野郎で7時にはかなりの人になる。
讃岐うどんの「原点」「基本」「真面目さ」の店だと思う。ここ抜きにして高松のうどんは語れません。
さてさて、ここで朝のうどんを食べた後、香川大学の横を通ってうちに戻るのだが、この大学通りの街路樹の花の名前がすごいんです。近所のおばさんが教えてくれた。
「まぬけなアベマリア」…………………、えっ、……………だからまぬけなアベマリアっていうんだそうだ。それって…………ちょっと……。アベマリアから「マ」を抜くと「アベリア」、これが正式な名前だそうだ。この国はキリスト教の国ではないと確信したな。たまたま日本語の語呂合わせでこうなったんだと思うが。悪気はないとは思うが。夏も今も白い花が咲いていい香りがする。
もひとつ、庭に「ハナニラ」があるんですが、これは「ダビデの星」という別名があると。オクラにも同じ名前の品種があるらしい。どちらも六角形/ヘキサゴン。ニューヨークには、ユダヤ系の人達がたくさん住んでるので、シナゴークというユダヤ教の教会もいっぱいあった。そのシンボルにもなってるマーク三角を2つ組み合わせた六芒星「ダビデの星」であった。
なんかたかがそのへんの植物の名前であるが…………かなりびっくりしたのは私だけかしらん。