高松が「建築」において、面白い街だってことは知る人ぞ知るって感じなんです。昭和時代のモダンムーブメント建築に関しては、県庁舎、瀬戸内海歴史民俗資料館、百十四銀行本店、異色が、喫茶店「城の眼」なんてのがあって、自転車でプラプラしてると興味をそそられます。
その中で、とても残念なのが、香川県立体育館が昨年閉館され、 耐震改修工事の入札が不良らしく、解体される方向にあるらしい。建築家などの有志によってこの建物を残すべきと「香川県立体育館保存の会」が発足しているが、果たしてどうなるんでしょうか。このところ病院通いでよくその横を通っていた。が、なかなか写真を撮る機会がなかったのだが、今日はこの体育館周辺をグルリと廻って記念に写真に収めた。建築も面白いが、私は地元なので、子供の頃からこの体育館には慣れ親しんできた。何かとここを利用してたので、なくなるのは残念だ。
全景はこちら。船の形をしている。丹下健三による「舟形」の建築。1964年、東京の国立代々木競技場の原型とも云われるこの体育館を建てた。