台風接近にもかかわらず、イタリアンレストランで白ワインを飲みながらランチのコースを食べ切った、
81歳ホヤホヤの浜子さん、この気力と食欲はすばらし。
夜は家族でお誕生日晩ごはんを家で。「81回も誕生日やってるので、派手にしなくていい。みんなでごはん食べれたらそれでいい」というので、それにみんなで従う。
長ネギの白いところと、卵の入った小イカの新玉葱ソースのマリネ。
グリルドシュリンプサラダ。海老はたっぷりにしました、めったにこんなに入れないけど(笑。
みんなで顔見合わせて「海老がたくさん入るとサラダ美味しいねぇ!」と庶民の幸せ感満載。
メインは「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」。ニューヨークの中華街でよく食べてた「安くて美味しいチャイニーズ飯」なんですが、うちの家族の人達は初めてということで、大いにウケた。母も「こりゃいいわ」と喜んだ。え〜〜〜〜っ、誕生日にこういうのでいいの〜〜〜? 何がウケて何がウケないか、今いろいろ料理を試している最中なんだが、まさかこれがそんなにウケるとは思わなかったなぁ。
これを作るにあたって困った事が1つあった。「普通の鶏の足」を2軒のマーケットに買いに行ったのだが、1軒には鶏の足はなく、骨を抜いてきれいに切られていて、これじゃぁ思った料理ができないともう1軒のスーパーへ。そこには鶏の足はあったが、これも丁寧に骨付きだけど開いてあった。普通の鶏の足…………あんまりないんでしょうか。………日本のお肉の丁寧さが私にとっては逆効果になり、雨風がすごかったので3軒目を回るのは断念、開いた骨付きの足肉を買って帰って、わざわざ5本分、麻ひもでくくって開いてるのを閉じた。こうしないと、自分のレシピの「鶏の足の火入れ時間」が狂ってしまうので。一応、この料理作る時に「法則」があるんです。たっぷりのスープに鶏の足を入れて中火で8分、火を止めて蓋をきっちりして20分、鶏を裏返しにしてまた中火で8分、火を止めて20分。これで骨のところまで火が通り、身も柔らかく仕上がる。火が通ってるかどうかの目安は、鶏の足の足首の皮が、骨から外れているかどうかで判断できる。今日もわざわざ開いた鶏の足を紐で閉じて、この法則でやりました。成功。まず失敗はないよ、これ。
鶏を茹でたスープでごはんを炊いて、こんな感じ。コリアンダーを散らしたいところだったが、スーパー2軒ともコリアンダーは売ってなかった。ベランダで育てているんだけど、この前全部食べてしまってまだ育ってなかったので、バジルで代用。5人中2名がコリアンダー×ってことだったので、まっいいか。私は絶対コリアンダーなんですけど。コリアンダー愛食家としてはちょっともの足りなかったなぁ。で、タレを黒酢で作って、漬けながらみんなで食べました。81歳、万歳。