さぁ高松生活また始まります。すっかり春です。いい季節。3ヶ月のロシア生活があったので、ニューヨークからの荷物……ぜんぜん片付いてなくパッキングされた箱のまま……10箱開けただけ……あと20箱………、家具も叔父からもらったものだけだし……まぁボチボチ部屋を落ち着かせなくちゃねぇ。どこから手をつけていいか……。ごはんは実家で母と食べることになってます。母と相談の結果「旬の安くて美味しいものを」というのを目指して、1品づつ分担して作ろうと。
母の一品は絶品でした。地元の天然の鯛を焼いて作った「鯛茶」。とてもシンプルで味抜群。出汁に練り胡麻が入っている。刺身をゴマだれでまぶした鯛茶もあるけど、鯛本来の味を出すならこっちがいいかも。
「筍を炊いたんがたくさん残ってるから、それと海老があるから、それで何か作って」というので、こういうのを。海老はワタを抜いて、塩、片栗粉、水、卵白を混ぜ合わせた液でも揉み込んでおく。海老がプリッとなるのよねこうすると。30分ぐらい置いといて、液を作る時に残った卵黄を溶いて、海老にさっと通し、フライパンでゆっくり焼く。チンゲン菜の花付きを大きく切り、筍と一緒に炒め、オイスターソースで味付けし、火が通ったところで海焼いた海老と、千切りにしといた人参を入れて、さっと野菜と一緒絡めて、水溶き片栗粉でトロみをつけて、火を止め、胡麻油をかけて混ぜ合わせてできあがり。海老がきれいな黄色になって、なんか春って感じの色合いになる。
妹作。これ、めちゃ旨。生なめこと昆布の炊いたん。昆布がトロトロになってるの。今度作り方を教えてもらおう。これ食べたら既製のナメタケの佃煮とか食べれなくなるわ。