★83日目朝ごはん:ロシアの小麦粉ですいとん、お茶、コーヒー。
すいとん、ウケた!今日のは、ロシアの強力粉と日本からの米粉と、塩と熱湯で練り、ちょっとまとまったらひまわり油を少し入れてまたよくこねるという、中国式のやり方でやったんだが、もう少し固くてもよかったな。妙にフワフワし過ぎで滑らか過ぎたな。もっとコシのある団子にしたかった。旦那2人前平らげる。下手にこちらの乾麺使うより美味しいかも。
★83日目晩ごはん:カツ丼あたま、鶏もも肉の油淋鶏ソース炒めとキャベツ千切り、ごはん、ワイン、ビール、焼酎ロック、柿。
今日はちょっとしたスッタモンダがあったのである。
お昼からタニャちゃんとミサト姫とタニャの友達であるロシアのロックンローラーのミーシャと4人でペトログラード近辺のエスカーションに出かけて、帰りにペテルブルグ唯一のラーメン屋「マシタ」に寄ってみんなでラーメンを食べたのだが、そこでだな、私は旦那のために「ポーク餃子」を2人前テイクアウト。しかしだな、なんかできたおみやげの荷物からの匂いが餃子っぽくないのは感づいていた。なんか重いのも感づいていた。でもね、うちに帰って、そろそろ旦那が帰ってくるので、温め直して用意しなきゃと袋を開けた時に、二人前のトンカツ定食が出てくるとは思ってなかった。しかもだよ、サイドについたごはんにかかった「胡麻塩」が「胡麻砂糖」で、知らずに混ぜてチンしたら、めちゃくちゃ甘いごはんになってしまったって、あり得ます?!
旦那は餃子を楽しみに(ここの餃子は3種類あって、ポーク餃子だけ何でか皮も具も手作りで、あとの2種類の餃子は業者の冷凍もん)して帰ってきているのに、「どーしよ〜〜」と電話をしたら、ゲラゲラ笑っていた。そして「ロシアのラーメン屋をなめたらいかんで、そんなもんじゃ。だから僕があの店に行ったらポーク餃子だけ食べて、あとは何にも食べない意味わかった?」ってさ。
………砂糖ごはんは初めて食べた…………これって、ただの間違いなのか、それとも意図的にしょっぱいソース漬けとんかつ(やたら肉がしょっぱい上に怪しいソースがすでにトンカツに浸みこんでいる)だから、ごはんに砂糖をかけて甘くしてバランスをとったのか?………それもこの国ではあり得るかも。と、カツ丼の頭に作り直したトンカツと、慌てて昨日の残っていた鶏肉と油淋鶏のソースで作った即席の炒め物を食べながら、旦那と「この国の不思議ごはん事情」とか「ロシアのごはんのいいとこ悪いとこ」とかを話しながらメシ喰った。
デザートの柿。新規開発の八百屋にまた寄ったら、あまりにも「カキ〜〜〜、カキ〜〜〜」と30回ぐらい日本語で言うので、思わず買ってしまった。彼の言う通り、めちゃくちゃ甘くて美味しかった。