ニューヨーク/ロシア/日本、まだ落ち着かないでうろちょろ。
by machikogunji
◆釣り日記
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★2017
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・ケンサキイカ@宇和島沖(7/19)
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・鯛ラバ@瀬戸大橋(6/18)
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・マテ貝堀り@坂出・綾川(4/24)
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★2015
・シラス干し@庵治(6/20)
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★2014
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動物園経由。
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散歩で動物園へ。今回これで4回目、よっぽどここ気に入っているんだな自分って感じ。近いからねぇ、散歩にいいのだわ。空いてるしねぇ。滞在あと3週間になっちゃったので、ついに自分土産をじわじわ買い始めた。ここの動物園の記憶を小さなものでさりげなく日本に帰っても思い出したい。となると夫婦で見てワーワーはしゃいだホッキョクグマだな。しかし、いろんな種類があってけっこう悩んだ挙げ句、3種類も買ってしまった。

この動物園は、大きな新しい動物園ができたら( 21015 年完成予定は遅れてますが)、無くなってしまうんだろうか。私の故郷、高松市の栗林公園の中にあった動物園が無くなった時、私の幼い頃の思い出に大きな穴を空けた、あの思いをロシアの子供達にしてほしくないなぁ。

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こちら本日の本物ホッキョクグマ。………世界のホッキョクグマ界で最も「男らしいオスの中のオス」と思われるメンシコフ、だれてる………腹べったりつっぷせ状態………、この春の陽気が嫌なのか……。

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今日の傑作写真特集。贔屓にしているフクロウどアップ。
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贔屓にしている七面鳥どアップ。どーだ。
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羽きれい。
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お尻もゴージャス。
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キタキツネ。今まで3回来て、どれも寝ていたのに今日は起きてた。目が合った。
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バランスの良さげな君のごはん。ごはん食べるために起きてきたのね。

ご存知かと思うが、いまのサンクトペテルブルグ、昔の名前はレニングラード。
この街の悲劇は、1941年9月8日から1944年1月18日までの900日間をドイツ軍によって包囲され、爆撃や凍死、餓死によって100万人の人々を死に追い込んだ「レニングラード包囲戦」だ。
3度の大きな爆撃により、動物園も破壊され、人気のあった像を始め、たくさんの動物が犠牲になった中、16人の職員たちが戦火の中、世話をし守り抜いた唯一の動物、それが雌のカバ「クラサビッツァ」だ。その物語は、今もペテルブルグの人々に語り継がれている。
ここのホッキョクグマは、ものすごく子供を作ることで世界的にも有名なのだが、ここではどちらかと言うとこの戦火を生き抜いたカバの方が愛着があるようだ。

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1941年9月8日、レニングラードはドイツ軍から街を守るために周囲を封鎖した。そしてその夜、動物園は3発の爆撃を受け、施設の1/3が破壊された。包囲以前に、黒ヒョウ、トラ、ホッキョクグマ、バク、サイなど、約80頭の動物の半分は、他の街に避難させ無事であったが、動物園に残ったゾウのペティーや猿が死んだ。残った動物達は、砲撃や爆撃に怯えきっていた。


この日から、動物園の飼育係16人のまさに命をかけて動物を守った900日が始まる。
餌の調達は、並大抵のことではなかったであろう。ハーブ、根、栗、ドングリなどを街中から集め、キャベツやカブなど不足なものは植えて育てた。 肉食動物のために、ハーブや内臓に犬や猫の皮を剥いだものを混ぜた。 爆撃で破壊されたケージや壁を片付け、あるものだけで強化した。自分たちの食べ物も動物に回した。しかし、市民は誰もが空腹だった。動物園の施設を襲撃しようとする者も後を立たなかった。

過酷な冬がやってきた。上下水道、電気が遮断された。飢えと寒さで動物たちは次々に死んでいった。飼育係は、街中にある草を借り、動物の餌となるものをかき集めた。人間でさえ飢餓に苦しんでいた時期に動物にも餌を与えるということの大変さは計り知れない。餌を野菜や草やハーブなどに切り替え、それに慣れさせ、餌の量が足りなければ、蒸したおがくずを混ぜたり、魚油を使って動物の食欲が増すように工夫した。しかし、その甲斐もなく死んでいく動物が日増しに増えていった。


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最後まで、飼育員の努力で生き延びたカバの獣舎が、ホッキョクグマの獣舎の向かい側にひっそりと残っているんです。目立たない小さく古い建物だし、カバはいないし、それに気づく人は少ないと思う。





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by machikogunji | 2015-03-20 09:51 | ペテルブルグ/2015冬
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