去年に引き続き、レニングラード動物園を再び訪れた。今日はみぞれ混じりのお天気で温かい。零度ぐらい。140年続く、小さな動物園だが、いいんだよね雰囲気が。半日がかりで隅から隅までじっくり見てきた。
小さな動物園の世界的有名なホッキョクグマのウスラーダ。御歳26歳だけど、去年も子供を産んでるスーパー肝っ玉シロクマかぁさんだ。今までに16頭の子供を産んで、世界各地の動物園に彼女の子供や孫が点在してるっていうからすごいわよね。世の中の♀のお手本的存在ね。ますます元気。こうじゃなきゃね。今年もお会いできてうれしかったっす。
★横綱/ロシア北部および北極出身/北の湖部屋。
今回は、ホッキョクグマだけじゃなくて、「寒いところに住む他の動物にも会ってみよう」と。
で、雪豹です。魅力的だわ。この方はまだ子供ね。2012年の6月に産まれた2頭のうちの1頭。
普通の豹よりも、色が白く毛が長いんだね。ロシア国内では120頭が生息すると言われてますねぇ。貴重な2頭ねこの子達。プーチン大統領もこの雪豹の繁殖や保護にずいぶんと力を入れてるそうな。
しかし、こんな檻で大丈夫かと思うほどレトロな檻でしたけど。ものすごく近くまで寄れるんですけど……怖い……あまりにも鉄格子がポロッと取れそうな感じで。1年半でずいぶんと大きくなるのね。お食事中で、肉の塊を牙で引裂ながらお食べになってる凛々しい姿を見せてもらった。
★大関/ロシア・アルタイ山脈出身/九重部屋。
北方系ではありませんが、子供つながりで、あんまりにも可愛かった、去年の暮れに産まれたジャガーの子供。ゴージャスな柄はお母さんのアグネッサ。
お猿さんの子。ちっちゃ!
その他、ヤク、ムース、雪ウサギ、熊、イーグルいろいろ、寒い所でも、雪に負けず、動物は生きてるんだなと。………2時間ぐらい歩き回って、さすがに寒かったけど、気が済みました。今年、ペテアルブルグの別の場所に大きな動物園ができる予定で、ここが閉鎖されるって噂を聞きました。
レニグラード包囲戦の時も、スタッフ達が命がけで動物を守り抜いた由緒ある動物園です。ぜひこの時代も生き延びていただきたい。