アストリアの魚屋はレベル高いっす。なかなか食べられない上等のカキ「クマモト」本日ありましたねぇ。こんなのレストランで食べたら高いんだから、ありがたいね。
自分で剥いて、サワーオレンジ絞って食べました。うめぇ。
ひとつ面白いお話。
この前フェルメールの「真珠の首飾りの少女」を見に行った時に、この絵がブームになる前に、人気ナンバーワンだったという絵がマウリッツハイス美術館から来てました。ヤン・ステーンの「牡蠣を食べる娘」っていう絵なんですが、少女が何とも言えない意味ありげな微笑みを向けて、牡蠣を食べようとしているという、なかなかエロチックな小さな絵です。
はい、牡蠣食べてました。大振りのかなり殻の浅いカキですね。
もう1枚有名な絵がありました。「大人が歌えば子供が笛吹く」っていう絵。家族が集う陽気な絵です。その盛り上がってる場のテーブルの上に剥いた牡蠣があった。こちらの牡蠣も大振りで浅い。オランダの昔の牡蠣はこれが主流だったんでしょうか。ニューヨークで私達が食べてる主流の牡蠣「ブルーポイント」に似とる。
有名な絵を厳粛に美術館で見ていたんですが、結局私は「牡蠣」が気になって、気になって。エルミタージュ美術館じゃ「スイカ」の絵が気になって、気になって。
なんかそーゆー絵の見方もあってもいいか。