釣ってきたばかりのイカを使った料理を舌鼓しながらちょっと1杯のむ会を。簡単にできる料理のみで。釣りに行き過ぎてるので、料理に時間がかけられない。って言っても、釣りたてのイカはシンプルな料理で充分っす。
こちらは、先週釣ってきたロングフィンツナの鉄芯を掻いたのを少し残しておいたので、前もってその肉でミートボールのトマトソース煮込みを作っておいた。(釣りから帰ってきた時のごはん用。)こんだけでも美味しいんですけど、そこに輪切りにポンポンポンッと切ったイカを足して一煮立ちさせて、できあがり。
ツナのミートボールは、鮪の鉄芯の掻き身、炒めたみじん切りの玉葱、スキャリオン、片栗粉、生クリーム、オリーブオイルを一緒に合わせ、ボールにして一度焼き、トマトソースで煮込むっていう簡単なものなんですけどね。コツは、今回はロングフィン(ビンナガ)なので、脂がキハダとか本マグロに比べると少ないので、バターとかオリーブオイルを加えて作るってことです。そうじゃないとパサパサニなる。焼いただけでもまだパサつきがあるので、トマトソースで煮るという方法をとったんですよ。予想通り、かなりフワッと柔らかくでき上がった。煮る時にキュアの黒オリーブとか玉葱とか入れてます。味を馴染ませるために醤油と砂糖も入ってるの。ちょっとですけどね。あとガーリックもコロで。最後にイタリアンパセリ振りかけて、どーだ!イカ・イタリアン!
うちのイカ釣ってきた時の料理の定番「チィニーズ風ブラックビーンソースと豆板醤炒め」っす。超簡単で豪快な料理です。横で作るの見ながら飲んでた友達が呆気にとられてました。あまりにも大胆な料理なので。簡単で美味しいのが一番っすよね。
これはね、イカを皮もついて内蔵も墨袋も丸のまんまを2つか3つのぶつ切りにしちゃいます。予めにんにく切って油で炒めて香り出しといて、葱を入れ、馴染んだら、イカをドバッと入れて強火で炒めます。ここ強火ね。高温で一気にいかないと水が出てしまうんです。で、あとは既製のブラックビーンソースを入れ炒め続け、豆板醤で辛さを調整しながら炒め続けてできあがり。今日は友達も来てるので、針生姜と葱の細切りを上に載せてます。料理の所用時間7分ぐらいかな。イカ墨がいい味出すんですよ。口の回り真っ黒になりながら熱々を召し上がれってなもんで。
まっ、これは王道ですな「イカ刺し」。2杯分です。パーツごとに切り方も変えて出しました。内蔵取って皮を剥いて広げた時に、いかに水分をペーパータオルで取るかが、美味しくイカを食べる時のポイントです。水ついてたらダメダメよ。エンペラは細切りにしても充分コリコリ感あります。身は2種類の切り方で。細切りと隠し包丁を斜めにすくように編み目に入れてそれをそぎ切りにしたもの。驚くほど甘さとねっとり感が出て、細切りにしたものと全く別の味わいになるんですよ。超新鮮(当然ですが)なので内側の肝の部分も生でOK。軟骨のあたり絶品です。もちろん臭みなんてまったくないっす。ゲソは2本一組で切り分けて、これも生で。釣ってきたイカの醍醐味。山葵醤油と生姜醤油の2種類で。
この料理をすると、晩秋を感じるのだな、これが。デザートに美味しい柿と林檎で。