秋のワンプレート。
魚はタラのガーリックオイルコンフィ、野菜は焼き茄子のピューレとオイスターマッシュルームのソテー。そして一度作ってみたかったピスタチオとブラックトリュフのパスタです。
全ての食材をシンプルに調理して、一皿の上で味をまとめていくってのが今回の教室のポイント。
けっこう高度な技を要すぞ。ってーのは、一つ一つを別々に食べるのではないので、どこまでの味で「止めるか」ってのを判断しないとバランスが悪くなるの。
かといって繋がりのない味じゃいけない。
ピスタチオ以外は、うちの通常の料理でよく使うものなので、どうやったら食材の美味しさを引っ張り出せるかってーのは「ほぼ毎日のごはん作り」の積み重ねの経験でいきましたが、
ピスタチオのパスタは、さてどうやってあのナッツの香りを引き立てていこうかと悩んでいたら、、シチりア産のピスタチオペーストとパウダーに出会えた。
味見してみたら、期待してた以上のお味。
これにパルメジャーノレッジャーノとオリープオイル、塩、ブラックトリュフのペーストを合わせて、パスタとからめることにした。パスタの名前が「CARAMARATA」……イカちゃんってやつで、これ、イカの輪切りっぽいの。ならば本物のイカの輪切りを入れてこそ「グンジ家のお魚料理教室」じゃわいと意気込んで、イカちゃん入りです。このスペシャルパスタ、ウケましたがな。
明日は、これをブラックシーバスで作ります。
前菜のフェンネルとペコリーノロマーノ、塩トマト甘納豆のサラダもいい感じに。
も一品イカのゲソマリネサラダも作ったので、また明日にでも紹介しますね。