このアーチ型の天井の下で
浅草のママに、思いっきり肉を食べさせてもらった。
なんやかんや言っても、やっぱりアメリカは肉よ肉。って、ロブスターも食べちゃいましたが。浅草のママ、典型的アメリカン・ステーキハウスのボリュームっぶりに一言「こりゃすごいや。笑っちゃうよね」。しっかし、いい肉出すよなここは。
@Wolfgang's Steakhouse at Park Avenue
ちなみにこのステーキハウスの建物は、スペイン移民の建築家ラファエル・ガスタヴィーノ作。アントニオ・ガウディと同じ時代の建築家で、カタランボールトと呼ばれるスペインのカタルーニャ地方の薄いレンガを重ねて積み上げ曲線を作り上げる伝統工法をアメリカの建築に取り入れた人だ。ちょっと私的に言ってみると「アーチの神様」ってところかな。面白いの、そして美しいの、この人の作ったアーチや天井。彼の建築物はニューヨークのいろいろな所に残ってます。例えばグランドセントラルステーションのオイスターバーの天井、たとえばクイーンズボロブリッジのアーチ、例えばシティーホールの天井。この「ニューヨークのガスタヴィーノのアーチ探し」ってツアーあってもいいかも。実際、ワシントンDCにあるTHE NATIONAL BUILDING MUSEUMでは来年の1月中旬まで彼の携わった建築物のツアー組んでるし、マサチューセッツ州でもプロジェクトを組んで保存活動してるみたいです。詳しい事が知りたい方は
こちらへどうぞ。コレ絶対CASAブルータスとかに出そうだな。
で、ステーキハウスの天井、そういうことなんです。旧バンダーヴィルドホテルのダイニングルームの天井、そのまま残ってるってわけです。