絶対に行きたかった『Гранд Макет Россия』ってところに行ってきた。グランド・マキエット・ロシーア。英語で言うならばГグランド・レイアウト・ロシア」。どうもГранд Макетってーのがミニチュアの単位「HOスケール」を意味するみたいね。2年前に専門家達100人がプロジェクトを組んで4年の歳月をかけて作りあげた、ロシア最新技術を屈指したジオラマ館だ。これがすごかった。半端じゃないの。そして大人気。もう大人も子供もおばさんも大喜び。
外観はこんな感じ。なんか名前からしてスーパーマーケットみたいだ。とっても殺風景っす。まっいいか。
ビルの中に入り、コートを預けて2階に上がると、通路のガラス越しにミニチュアを作っている人たちに会える。へぇ、こういう風に細かな作業するのねと、もうそこから盛り上がりつつ、
入口こんな感じ。
正面にシュミレーションあり、おにーさん達が何やら画面を真剣に見てる。たまにビービーとブザーがなっている。ここでジオラマの管理を一括してやってるのね。
きゃーっ、出た〜〜っ、ジオラマ〜〜。広いホール(200スクエアm)に2ブロックに分かれてまたがる台の上に、ご当地のサンクトペテルブルグを始め、西は飛び地のカリニングラードから東はカムチャツカまでロシア全土の人気の場所や歴史的名所、有名行事の情景や風景が、驚くほど忠実に、小さな人間一人一人の仕草も再現されてるぞ。こりゃすげー。もちろん、電車は何台もが一斉に走っています。超細かいところまで精密にできてる〜。これを作ったロシアの職人さんすげー。ここまで来たら遊びじゃないよね本気だよね。
アナウンスと共にホールの照明が落とされ、夜の光景になるの。港にも空港にも街にも電気が付けられ、そして雨の情景になり、稲妻が送電線に光るって具合に、もう臨場感いっぱい。もうみんな大興奮。
ロシアらしいっていうか、軍事関係も多し。これがまたきちんと整列してるのよね。お見事!
こういうのってアメリカじゃHOスケールって言いますよね。根強いマニアが意外に周りにもいて、夜な夜なコツコツ作ってたりしてますが、そういう人がここに来たら、泣き崩れるだろうね。ちなみに縮小値は1:87なんだそうです。
ドイツのハンブルグにも2020年にジオラマのテーマパークができるらしいが(一部は既に公開してるらしい)、今んとこここのが世界で1番規模が大きいみたい。
しかし飽きませんここ。あたし何時間いたかしら。こういうのものすごく好きで、熱中し過ぎて、もう出る時は喉カラカラになっていた。めちゃくちゃ面白かったんで、もうちょっと紹介します。(続く)
★Гранд Макет Россия
Tsvetochnaya uliza 16, St. Petersburg, Russia