ロシアに旅するまで、グルジアのハチャプリなんてパンのことは知らなかった。それがね、旅はしてみるもんで、いろいろ食べてみるもんで、こんなに美味しいパンがあるってことを知った、食べた、感動した。
で、NYに帰ってきて間髪入れず探してみたら、あったんです、ハチャプリ屋が、ブルックリンのブライトンビーチのはずれに。
グルジアの旗、貼ってます。
3人も入ればいっぱいの小さな店で、テイクアウト専門のパン屋さんなんですが、奥には、本格的なハチャプリ用の石釜があり、そこでおじいさんがひたすらハチャプリを焼いてるんです。
「ハチャプリ(Khachapuri)、1枚!」と注文すると、おじいさん、その場で焼いくれます。
車に戻って、早速できたてのホカホカを食べた。あぁ、うめ〜〜〜っ、あの味だ〜〜。これ、ピザの大判ぐらいの丸いものなんですが、一気に食べちゃってこんな形になっちゃいました。
これよ、これ〜〜、ハチャプリね〜。熱々のパンをちぎると、あのトロリとしたイメルリ・チーズが〜〜。ものも言わずむしゃむしゃ。
一緒に行ったマサコちゃん、「うんま〜〜い!!」の連発で喰う喰う。モスクワからこの焼きたてを持って帰ることはできないわけで、でもこの店を見つけたお陰でみんなにハチャプリの美味しさを伝えられるわ。だって同じぐらい美味しいんだもの。焼きたてにかなうものなしだな。
この店で売られてるのは、2種類のみ。「ハチャプリ」と、もうひとつ、長ーい長ーいグルジアのこのバゲット「ショティ(shoti)。
外はカリッと、中はモチモチ、こちらも焼いて間もないもの。しっかりした塩味だった。
あーっ、いい店見つけちゃったよ。
Georgian Bread @ Brooklyn