
魚屋の店頭にキングフィッシュ(鰆/サワラ)の白子が。きれーやん、きれーやん。そうよね、こんなものは私以外に買わないわよね。店のおっさんが、「またアンタこーゆーのに興味深々やね」と呆れてくれた。そーよ、アタシはサワラの国(香川県小豆島沖のサワラは天下一ですからっ)から来たサワラ姫よっ。マイアミ時代にもこの季節になるとサワラ釣りに毎朝毎夜通っていたのよ。
「どーやって喰うのコレ?」とおっさん。

知らざぁ言ってきかせやしょう〜〜〜。

暫くして、できあがり〜〜ぃ。きれいに白子を掃除して、塩と酒で茹でて(アタシはけっこう長めが好き。その方が白子のタンパク質の味が濃くなると思うんですがね)、氷水にとり芯まで冷やして大きめにポンポンッと切ってポン酢と七味をパラリ。白子ポン酢のできあがり。病み上がりなので、酒なしで、今日はお茶なのが残念だったわ。

ごはんと一緒に「白子のみそ汁」。これは母の味、郷土の味です。これ、白味噌仕立てじゃないと美味しくないのよねぇ。よーく子供の頃おかん作ってくれたよなぁ。白子だけ食べてあと残して叱られてたよなぁ。
冷蔵庫から秘蔵の田舎の白味噌「中屋の白味噌(帰省の際、生協でいつも買って帰るアイテム)」を出して作った。あぁ、故郷の味やわ〜ん。この白子、めっちゃ熟成してて、ねっとりしてて、美味しかったです。1パウンド2ドルで最高の御馳走だったな。