旦那さんの誕生会。祝いの食卓のメインは活きダンジネスクラブ。久しぶりの大型カニちゃんです。フラッシングの魚屋の水槽の中から、大降りの2杯を選んで、クーラーボックスに入れて帰宅。
夕方取り出すと、泡ブクブク吹いてましたねぇ。これはカニがエラを乾かさずに呼吸する1つの方法だ。普通は水中にいるわけでエラ呼吸でしょ。それがこのようにクーラーバックに入れちゃってるので、こういう方法に切り替えてるんですね。
さすがに大きいので、爪の力は強いため、輪ゴムで止めてあります。茹でる前にその輪ゴムをはずし、どんくらい重いものを持てるかハサミをはさんでもらいました。わっ、楽勝でこの鉄のハサミを挟んで持ち上げたわ。気をつけましょう、暗い夜道とカニの爪。さぁ、これから茹でます。
たっぷりの塩水に野菜くずも入れてゆ〜〜っくり茹でます。そして火を止めてお湯の中で少し放置してから揚げて、水分を飛ばします。きれいなオレンジ色に茹で上がりました。甲羅をはずしたら、たっぷりの蟹ミソ。足は包丁で切り分け、殻に割れ目を入れて、できあがり。甘みの利いたかに酢で、やっぱこうなったら日本酒ですよね。このダンジネスクラブ、これから冬に向かって美味しくなります。
他に、揚げ里芋の煮浸し、山芋サラダ、高菜巻き寿司、ポーギーの薫製(釣った人が作った自家製!)、みる貝の刺身にバター焼き、ビールと日本酒とワイン、そして最後にハウストンストリートにできた「 Payard 」のチャコレートロールケーキに5本と1本のキャンドル立てて、ハッピーバースデーを歌う。全員酔っぱらってるので、えらい音程のはずれた歌であったが。