今日は旦那の休日。はい、アタシは自分の事がなんにもはかどらない2日間となります。休日の最後の晩ご飯の時なんかは、「あぁ、亭主元気で留守がいい」ってコピーの意味をしみじみ感じるもんです。
まず、1日目のお昼は、ざる蕎麦。「何食べようかねぇ」の問いに「蕎麦」と一言。「冷たいの、熱いの」に、ちょっと間を置いて「冷たいのにしてみようか」と。夫婦で蕎麦を食べる時、いいことは、旦那が出汁を作ってくれます。今日はざる蕎麦なんで、「浅草薮流」の超辛出汁。これをちょっとつけて蕎麦をすするってのが「美しい」んだそうです、東京の人は。葱は白いところを切ってさらせと言うのですが、こっちのスキャリオンじゃねぇ。(うちの冷蔵庫には葱の緑部分がいつも余っている)。蕎麦は、ちょっと今日は「今年の初ざる蕎麦」だったので、いただきものの岩手の土川蕎麦でいきました。冷たい蕎麦で食べるとき、この蕎麦旨いですよね。とっても力強い食感です。器は、これも久しぶり、父の形見の「蕎麦の花柄」のものです。元気な時に、「いい柄だから蕎麦好きの旦那と使うといい」ともらったもんなんです。薬味皿を一枚割ってしまったので、今度東京に行った時に川越まで買いに行こうと思ってます。まだ在庫があったらの話ですが。
熱燗っす。ちろりであっためて、
このおんぼろ(20年使用)の上戸でお銚子に入れるのは勝手に旦那が一人で楽しそうにやってます。
ざる蕎麦だから、笊つかいます。笊もピンからキリまであって、これだけは日本で買った方がいろいろ種類もあるし長持ちしますね。うちにはいろいろ笊があるんですが、この台の付いてある笊はとっても使い勝手がよく重宝しちょります。受け皿いらないですからね。
お蕎麦、こちらでも中継している「大相撲春場所」見ながら、おいしくいただきました。
まだニューヨークは寒いですが、冷たい蕎麦が旨いと感じるのは、五臓六腑、春になりつつあるということでしょうか。