今日はずーっとうちの料理教室に通ってくれていたアラフォーさんと、おめでたい用事で1週間ほどこちらに戻って来たアラフォー越えてあっと言う間にアラファイブのご両人さんを囲んでの「日本でなかなか食べられない料理」をみんなで作った。差し入れの「嘉兆」ありがとうございます。
「この前、銀座のムール貝が旨いと噂のお店に行ったら、おったまげるほど量が少ない上、こんなんじゃ味でないだろと思って皿を覗くとアサリを入れてごまかしていた」と泣くので、ほんじゃぁと作った「マッセルの焦げ焼き」。こっちじゃ1袋6ドルだけど、この量、銀座で食べたら目が飛び出るわよ。しかもちゃーんとマッセルだけよ。まず、こういう食べ方はないしね。
帰国すると、魚を丸ごとおろすことはまずないらしい。そうよね、切り身で売ってるのが当たり前だもんね。魚屋のオヤジに自分でおろすから丸ごとくださいと言ったら、目が点になった挙句「奥さんやめとけ」と強引におろされてしまったそうだ。ほんじゃぁ、久しぶりにおろすの見ます?今日はこちらの立派な天然鯛「ジャンボポーギー」用意してるから。どうよ、このカルパッチョ。霜降りにして皮をバーナーで炙ったわよ。そうよ、養殖じゃないから脂がぎとっとしてないでしょ。1000円のレディースランチにこんな立派な鯛はつかないわよ。
風邪のマスクを一応買って来たんだってね。こっちじゃ空気感染より接触感染の方を重視してるんだってば。うがいと手を洗うことがマスクより大事だってテレビで言ってるわよ。それにしても日本の騒ぎ方は異常よね。これで騒いでる間に、どうよ牛のオックステイル食べちゃったら。BSE騒ぎはどうなっちゃったんでしょーね。
うちに長いこと通っといて、なんと、鯖ばってら作ってなかったってぇ。それは悪いことしたわね。ニューヨーク名物東海岸の鯖の棒寿司、食べて帰ってぇ。中に入ってる胡麻は京都のだけどね。胡麻、これは日本のがおいしいわ。
いろいろおみやげありがとうね。欲しかった本「鍋のなかの解剖学」、さっそく今晩読みますから。