ニューヨーク/ロシア/日本、まだ落ち着かないでうろちょろ。
by machikogunji
◆釣り日記
★2018
・冬ヒラメ2@庵治沖(2/9)
・冬ヒラメ@庵治沖(1/20)

★2017
・ケンサキイカ@宇和島沖(8/23)
・ケンサキイカ@宇和島沖(7/19)
・鯛ラバ@雨の小豆島沖(6/29)
・鯛ラバ@瀬戸大橋(6/18)
・キメジマグロ遠征@愛媛(5/25)
・オキソメバル&鯵@庵治(4/29)
・マテ貝堀り@坂出・綾川(4/24)
・ヒラメ@屋島沖(4/11)

★2015
・シラス干し@庵治(6/20)
・マテ貝@綾川(5/21)
・マテ貝潮干狩り(5/8)
・メバル釣り@庵治沖(4/29)

★2014
・鯛釣り@庵治沖(10/26)
・NY最後の釣り(10/20)
・ブラック(10/10)
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・旦那ヒラメ@GP(8/20)
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★2013
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親分「スーさん」来たる。
親分「スーさん」来たる。_f0056476_773146.jpg

私が釣りを始めたきっかけは、スーさんにある。いや、スーさんの持っていた船「スーさん号」にある。その船の船長が、この前あちらに逝っちゃった森師匠だった。

スーさん号はすごい船だった。泣く子も黙る、バートラム(bertram)社製。この船はその頃日本では代理店もなく「幻の船」だったんじゃないだろうか。当時、ペコニックベイでは、スーさん号は有名だった。おととし、師匠が健在だった頃、うちにこのペコニックベイで釣りをして育ったというアメリカ人が御夫婦で釣ったばかりのストライプバスを持って来てくれた時、居合わせた森師匠と話しをしている最中、なんと「スーさん号に憧れていた、どんな人が操縦しているんだろうと他界した父といつも話していたんだ」ということになり、それが今目の前にいる森師匠だとわかり、お互い感無量になったっていう良き話があった。

このスーさん号の最初の持ち主は、釣りのリールで有名な「ペン」の副会長さんのものだったと森師匠から聞いている。それからスーさんが譲り受け、みんなで長年に渡ってさんざん釣りをし、その後、ロードアイランドの大学の魚の調査船として私達のもとを去っていったのが、7年ぐらい前だった。私はこのスーさん号に10年ぐらい毎週乗せてもらった。そこで、いろいろ釣りのことを師匠から教わった。

しかし、スーさんとは一度も一緒に釣りをしたことがなかった。スーさんは私の職場の上司という関係の方が身近であった。私が会社に入って一年もしないうち、スーさんは転勤で日本に帰って行ってしまった。それから十何年会っていなかったのだが、今回、師匠が亡くなって、そのお線香をあげにニューヨークにやって来たのだ。

たった3日しかNYには滞在されてなかったのだが、昨晩当時の職場の先輩達との食事会に私も声をかけていただき、ミッドタウンの和食店で久しぶりの親分に御会いした。そしてその夜、翌日と2人でさんざん魚の話をし続けた。挙げ句の果て、アストリアの魚屋も見学したいっていうんで、空港に向かう時に回り道をしてもらって、いつものサンディーちゃんの魚屋に一緒に行き、「コレがアレ」で「アレがコレ」とガイドをさせてもらった。まさに魚尽くしの再会だった。ものすごく楽しかった。

スーさんは長年勤めた新聞社を退職され、今は自分でビジネスをしている。こらがまた面白いんだよな。サラリーマン時代に、日本くまなく出張している人なので、その土地も面白いこと、おいしいものは何でも知っている。地方の魚の情報に関しては本でも書きゃ、間違いなく売れるほどのとっておきの話をしたためている。まぁ、百科事典ぐらいの分厚さになってしまうだろうけど。

最近、沖縄の魚と釣りにハマっているらしい。思い立ったらすぐどこでも行っちゃうフットワークの軽さは、長年のサラリーマン営業部の賜物なんだろうなぁ。沖縄には私の先輩でありポン友の「マユミ姐さん」がいる。このマユミ姐さんも、NY時代、スーさんの元で働いていた子分なのである。このようにスーさん親分には全国津々浦々に子分がいる。その子分が実家にいようといなかろうと、スーさんは突然家庭訪問に行き、夕飯をいただき、そこに泊まるっていう荒行をこなしてきた人である。子分としては、明日は我が家とヒヤヒヤもんだったよな。

帰りのアストリアの魚屋で、ホワイティングを見て、「町子、この魚はどう見ても酒の肴にぴったりだなぁ。これ、ちょっと塩干ししたのを作って、近いうちにブログにのっけろ」と言われた。はい、承知しました、親分。ちかいうちにやってみます。

大雪の中、私のおろしたニューヨークの魚「シーバス」の山葵醤油漬けと、ひらめの昆布〆を大事そうに持ってシカゴ行きの飛行機で飛んでいった。





親分「スーさん」来たる。_f0056476_8341328.jpg

スーさんを囲んで懐かしの面々です。あの頃はまだコンピュータというのがオフィスになく、職員室のごとく、上司もペイペイも机を向かい合って寄せてどなられながら仕事をしていたなぁ。残業、当然だったし、みんなよく働いていたと思う。好きだったんですよね、みんな新聞作りが。
by machikogunji | 2008-02-23 08:34 | NY釣り婆日記・魚料理
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