ニューヨーク/ロシア/日本、まだ落ち着かないでうろちょろ。
by machikogunji
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レッド・ロウ
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珍しいものが魚屋で売っていた。これは Mulet (鰡/ボラ) の卵だ。
この魚は泥が好きだ。泥っぽい海にいる。なので、新鮮でも臭みがある。泥の匂いがする。しかし、それは皮の部分の話で、この皮を剥がすと、きれいな身が出てくる。子供の頃、このボラの刺身はうちの家の定番おかずだった。この刺身が安くて美味しいことは、海っぷちに住んでるもんにしか知られてなかったんじゃないかな。ボラで有名なのは「卵」だ。日本で珍重される高級珍味である「カラスミ」は、このボラの卵で作られている。瀬戸内じゃ、鯛の浜焼きのお腹に、このカラスミを入れて、陣笠にはさんで名産品として、とんでもない値段で売られている。そういう、親よりも子が有名な魚なのよ。
このボラは空を飛ぶ。私がこの光景を一度目撃したのは、釣りが高じてフロリダに1年半住んでいた時のことだ。フロリダの西海岸にターポン・スプリングという港町あり、そこは昔ボラ漁が盛んであったと言う。ここでも、ボラの卵が珍重されていた。グルーパー釣りの帰り道、車で海っぷちを走っていたら、なんと大量の何かが水面からロケットのように垂直に飛び出してはまた海の中に落ちていくではないの。「なんじゃコリャ」と同乗していた知人に驚いて聞くと、「ボラだよ、ボラ。」と当たり前のように言われた。何十匹がポンポンと飛び跳ねている。その高さが半端じゃない。見上げるほどの高さなのだ。感動的だったよ。子供の頃に母から「ボラは泳ぐし飛ぶらしい」と聞かされていたのだが見たことはなかった。それがよりによってこんなフロリダの港町で見れるとは、魚と自分の因果関係にちょっと運命的なものを感じた。
このターポンスプリング辺りでは、ボラの卵を「レッド・ロゥ」と呼んでいたそうだ。こちらではフライやソテーにして食べていたそうだ。その名のなごりの掘っ立て小屋のバーがあるよと連れて行ってもらった店はあいにく時間が早くて閉っていたが、表に赤いネオンサインで「red raw」とあった。入りたかったなぁあの店に。10年ぐらい前のことなので、もうあの店はないかもなぁ。場所も定かじゃないし、その知人とも音信不通になっちゃったし。幻の「red raw」だな、今となっては。ちょっとした思い出話でした。
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「この卵ちょーだい」と卵の入った袋を差し出すと、サンディーちゃんが「これくさいよ。」と私が買うことを薦めない。「知ってるよ。でも買うから」と言うと、タダでくれた。これがいつもの魚屋からの私へのクリスマスプレゼントとなったのよね。最高だわ。うちに持って帰り、袋から取り出して流水で洗うと、それはそれは見事な卵だった。張りもあり、艶まである。きれいな濃いオレンジ色。だからレッドロゥと呼ばれたんだなぁ。鍋にそっと入れて日本酒をドバッと入れて一緒に沸かす。薄皮が破れて卵が外に出てはじけないように、けっこう慎重に火を通し、醤油とみりんで甘辛く煮付け、冷ましたところを、良く切れる包丁で切り分けた。半日くらい出汁に漬けておいて味を染み込ませ、お客にそっと出してみた。たぶん、みんなニューヨークでこれだけ旨味とコクとキメの細かいねっとり感の魚の卵は食べたことないだろうな。ましてや、これがあの臭いボラの卵だってことを知るハズもないし、ボラって魚を知ってるとも思えない。みんな「ナニ〜、コレーッ、おいしいっ」と食べてくれた。「あらっ、そう。おいしーでしょっ」。ウンチクを語るのも野暮なので、そこまでで止めておいた。
by machikogunji | 2007-12-27 03:37 | 旬・季節もの | Comments(1)
Commented by ヒラ〆 at 2007-12-27 11:07 x
そう言えば飛んでましたね。。。僕の育った神戸では冬が来ると老漁夫が10m程も有る竹ののべ竿(でかい竹を切って干しただけ)でボラの引掛釣りをします。竿が余りに長くて重いのでグリップエンド(握れる太さでは無いですがw)に漬物石をくくり着けてバランスを取ってました。鰹の一本釣みたいに次から次へとブンブンぶっこ抜くので、あっという間に大きな米袋が満杯、豪快な釣りですよね。30年以上前の光景です。今では見事な橋が架かってかつての漁港は埋め立てられ子洒落たショッピングモールが建ちました。。。明日の朝6時にCTの釣友をピックアップしてフロリダに向けてドライブです。途中モーテルに泊まりながらの4泊5日、何が釣れるかはお楽しみ。ターポンスプリングスの魚屋、是非のぞいて見ます。レッドロウ有ると良いな~>(({^o^}/ PS ヴァイキングフロリダの看板娘も何故かウェンディーです! これは偶然の一致と呼ぶにはあ〜んまりの(略
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