「ただ釣るだけじゃぁないよ、日本人の鮪の食べ方の心意気」をアメリカ人の釣りキチフレンドの面々に味わっていただきたく、
ジャパン代表釣りキチの浪速の★・細ヤンの仕留めたイエローフィンを料理して
お届けした「鮪弁当」でござい。
本当は先週の金曜・土曜と、彼等とジョイントして、泊まりがけで釣りをするはずだったのだけれど、遠征マグロ釣りの疲れが今頃出てしまい、行けずに終わってしまった。残念、無念。グヤジ〜〜。
これからの季節、ロングアイランドのビーチの各所で、ストライプバスをフライで釣るという特殊な技を持つ連中があっちこっちで見られます。この釣りは、コツがあってなかなか難しいらしいが、一度ハマると後へは戻れない系の面白さを持つ釣り。ぜひ一度、どういうもんか見せてもらおうと張り切っていたのに、トホホ……。
週末の釣果は、まだ海水が温か過ぎて、当たりが今一つだったようだ。しかし、今週あたりからぐっとニューヨークの気温も下がり出し、水温も下がってくるので、今週末はかなりの期待ができそうだ。
そして、楽しみにしているイカ釣りも始まる。シーズンしょっぱなのマグロは逃がしたものの、まだ秋は始まったばかり。ジャンボポーギー、シーバス、コッド、そしてストライプバス釣りと、ニューヨークでの釣りの最高のシーズンが目の前まできている。
鮪弁当を取りに来たのは、
「釣りバカボーイズのビニーとフランク」のフランクさんと、奥さんのひとみちゃん。
ひとみちゃんは近々、自分のブランドのアイスクリームを売り出す。アメリカで売っている「抹茶アイス」に納得のいかなかった彼女は「そんなら自分らしい抹茶アイスを作っちゃおう」と、半分冗談かと思ったら、あっと言う間に自らのブランドを立ち上げて、販売ルートも見つけちゃって、今回の最終試作段階まできちゃったのだ。
今日、お弁当を渡した時に、「食べてみてちょ」と、ほぼできあがったサンプルアイスを数種類味届けてくれた。「御意見ください」とのことだったので、さっそく友人4人で「ひとみちゃんアイスを味わう会」を開催。5種類のアイスをいただいた。やはり彼女のアイスクリーム作りの動機となった「抹茶アイス」はおいしいと全員一致の感想。しかし「もっと美味しい」ってのが「黒胡麻味」。これは今まで食したことのない濃厚な胡麻の香りが口いっぱいに広がるアイスであった。1回、この味食べると、他のアイスに浮気できないね。
どんなパッケージでどんなネーミングで、ホリデーシーズンに店頭に並ぶのか、今から楽しみだ。