チンジャオロースーの一歩手前の中華風炒め。冷蔵庫の開け閉めが多すぎ、ピーマンが1個凍ってしまったてたので、1個だけで作った。豚肉はアメリカのどこでもあるポークチョップ用の肉。こちらの豚肉は脂身がないので、パサパサ気味。なので、普通に料理するとどうしても硬くぱさつく。私のやり方は、塩、コショウ、醤油を振りかけて、油を足してマリネしとく。その時、水少々を入れ、紹興酒もふりかけている。肉は薄切りでなくても、横に包丁を入れて、まず2枚にスライス、それから縦切りにしている。
薄切り肉は、アジア系の店に行かないので、普段はこのようにして豚肉を使っている。強火で炒めて、いい感じになってきたら、ピーマンを入れる。そしてオイスターソースを少々。できあがり寸前にゴマ油をたらりと垂らして。
お肉はやわやわにできてます。もうちょっと味が濃くてもよかったなぁ。
今日のサラダは、またして余りもの。メスクランと茹でた千切りポテトを塩、コショウ、ライムで。これからほぼ毎日、いろんなサラダを作っていくつもりだ。野菜の種類は豊富なアメリカだから、いろんな面白サラダができるにちがいない。でも、あくまでもあっさりでいく。
今日使ったメスクラン(Mesclun )とは、フランスはプロバンス発のニューヨークではすっかりお馴染みのいろいろな種類の若葉をミックスしたサラダ菜のこと。 ほうれん草、レタス、アルグラ、スイスチャード、マスタードグリーン、エンダイブ(アメリカではエンダイブ、フランスではアンディーブ、日本じゃこれをラテン語圏の呼び方でチコリと言う)、赤いラディッキオ(トレビス)、オークリーフ、ミズナ、ソレル、マーシュなどのうちの5種類ぐらいがミックスされて売っている。昔はグルメスーパーにしかなかったけど、最近は韓国系のグロサリーでもバンバン売っている。色もきれいだし、柔らかいし、いろんなのが入ってるんで飽きないし、なかなかよい。マンハッタンではまだまだ高いけど、アストリアは安いんだよ、これが。ちょっと葉っぱがでかいけど。まっ、新鮮なので問題なし。私の行くいつもの八百屋は、店頭にこれを並べるのではなく、「○×パウンドくださいな」とお店のおっちゃんに言うと、奥の冷蔵保存室から袋に入れて持ってきてくれる。なので、ひからびることもなく、いつも新鮮だ。
私は炊きたてごはんに、チンジャオロースーをぶっかけ、ガツガツ食べたが、旦那は、おかずはワインと一緒に、最後におにぎりと新生姜のみそ漬を。おばはんはおっさんのような、おっさんはおばはんのような夕飯の食べ方になっただよ。ごちそうさん。