旦那さんに夕飯を食べさせ、後片付けも終わった頃を見計らって、昨晩遅くに近所の女おばさん友達3人で、車でノーザンブルバードの韓国スーパーマーケット「ハナルン」に深夜ショッピングに行った。
私は真夜中のスーパーマーケット、案外好きなんです。たまに行きます。うちの車で5分のアメリカのでっかいスーパーマーケット「パスマート」なんかは、真夏の夜なんてのは、近所の貧乏人たちの避暑地になっちゃったりして、夜中だのに、子供がキャッキャとフロアを走ってたりします。じいちゃんばあちゃんまで抱えた家族全員で食後の夕涼みなんてファミリーもザラです。。のどかと言えばそうですが、まぁ、異常だよな、こういう光景。カートなんて、子供の玩具となっちゃってるもんね。
昨日のハナルンの場合は、土曜の深夜とあって、韓国人の若いカップルがかっこいい車を乗り付けてのデートコースになってました。渋めのデートだねぇ。もっと他にロマンチックなところはないのかしらん。さて、BGMに流れる韓国ムード歌謡曲を聞きながら、葱やコチジャン、胡麻油を買い、じっくりカルビ肉を選ぶのは、なかなか楽しいもんなんです。30分ぐらい買い物をして、「このまま帰るのももったいない」と、まず、前から気になっていたロングアイランド鉄道の「マリーヒル」駅前の、まるで韓国のトレンディードラマの1シーンに出てきそうな若者向け居酒屋の様子を見に行ってみた。店の表には韓国系の若い子達がいっぱいで、ちょっとおばさんの入れるムードではなかったので、「今度開店と同時に行ってみよう」ということになり、お次の目的地を目指し、車はジャクソンハイツへ。ルーズベルト・アベニューと80丁目界隈に週末の夜だけ出没するというおばちゃんの屋台で、コロンビア・スタイルの「アレパ(Arepa)」を食べようと行ってみたが、行ったり来たりしても屋台が見つからず。しょうがないので、帰り道にある24時間営業の「アイ・ホップ」に寄り、これまた若い子達で溢れる店内におばさん3人トリオが紛れ込み、パンケーキとワッフル、そしてコーヒーをすすりながら、かなり長居をしつつ、さすがに午前2時こえたら眠くてしかたなくなり、目をしょぼしょぼさせながら、「こんな深夜まで、こういう店で食べながらだべってるなんてーのは、高校生以来の出来事だわ」と懐かしさで胸キュンもんでした。あぁ、あの頃の女友達と一緒に過ごす週末の夜更かしほど楽しいもんはなかったなぁ。
今日の夕飯は、その時韓国マーケットで買った食材で、「スンドゥブ」を作りました。ビニールチューブ入りの韓国産絹ごし豆腐、なかなかおいしっかったな。