こう寒いと、我が家はまた「湯豆腐」復活です。今晩すごく冷えるのは昨日からわかっていたので、午前中のうちに昆布を水に浸けといて準備を整える。お豆腐をゆっくりゆっくり温めて。今日はおまけに、お花の型抜きでおめかしをした人参を1個だけちょこんと添えたら、旦那が意外に喜んだ。あぁ、そんなもんなのね。
人参が受けたので、調子に乗って、昨日と同じ肴のオラータの昆布締めも、ちょっと洒落たあわせ貝の器に盛ったら、これまた喜ぶ。当分この路線で行こうかしらん。
今日はミッドタウンに出かける用があったので、帰りに日本の本屋と食料品店に寄ってみた。何か珍しいうちの近所の日系スーパーには置いてないものあるかなと、目に止まったのが「おからこんにゃく」。噂には聞いていたけど、NYで見るのは初めて。さっそく購入し、一品作ってみた。おからこんにゃくの照り焼き。表面に網目を入れてフライパンで丁寧に焼き、甘辛タレをジュッとかけてトロッとしたらできあがり。あとは、山椒をパラパラ。串に刺して田楽風に。この「おからこんにゃく」、おからと言うより、何か昔の歯ごたえのあるこんにゃくのようでした。旦那は、この歯ごたえが気に入ったようで、これからうちでも使おうと申しておるが、私はだめです。おからなら「おから」。こんにゃくなら「こんにゃく」が好きです。しかし、あと半分あるので、なんか作ってみようという気はありますです。何ごとも挑戦。そして、おいしく。