動物虐待ってことで、リングリングサーカスがなくなるんですね。
サーカスの価値観ってのがこの時代には合わなくなったんですね。
サーカスってアメリカにとって「文化だった」と思います。夢を売る文化だったと。
春のニューヨーク公演の数日前に、
クイーンズのウッドサイド駅に着いたリングリングサーカスの列車から子象をおろして、
真夜中にマンハッタンまで道路を行進してサーカステントまで行くというイベントがあったんです。
みんなそれを楽しみにしていました。
私も楽しみで、まぁ動物愛護協会とかの絡みもあって、
真夜中にそっと行われる行事だったんですけどね。
先頭はニューヨーク市警、そして象、最後尾は、象のフンを掃除する人だったんです。
昼間にはロングアイランドとかでも
子供達と一緒に象の行進のイベントがあったんですが、
真夜中のミッドタウントンネルを渡る象の行進は
格別のまるで夢をみてるような気持ちにさせてくれました。
このイベントもここ数年はもうなくなってしまってたんじゃないかな。
ついにサーカスまでもがなくなっちゃうんだね。
記録としてニューヨークに住んでいた時の
「リングリングサーカスのゾウの行進」について書いたブログを載せます。
ほんの数分の出来事なのに、ものすごい感動を今年も象からもらった。
明日から毎春恒例のサーカスが始まる。ニューヨークにも春が来た。
2008-03-19 15:29