ポルトガルのサッカーの試合に敬して「タコ料理」です。アストリアには年中タコが売っているので、その気になればタコ料理が食べられます。うちはでかいのを買って茹でて足を切り分け、冷凍して、食べる分だけ刺身にすることが多いです。
タコの種類ですが、ドメスティックのは堅くておいしくない。やっぱりポルトガルからのがおいしいです。最近フィリピン辺りからのタコも手に入るようになり、これも柔らかくおいしいよ。ドメスティックがパウンド3ドル99セントに対し輸入ものは6ドル99セント、しかも丸1匹買うのでけっこう高いです。でも、1匹全部食べるわけじゃないし、足8本に頭を1として9で割ると、まあ許せるかなっていう金額ですな、高いけど。
今日のタコは小さかったので、刺身にできる部分はほんの少し、でもとっても柔らかでいいタコちゃんでした。
塩をしっかり入れ、日本酒も入れた(タコの皮が剥けなくきれいに仕上がる)たっぷりのお湯で「茹でタコ」にして、足を切り分けます。茹で立てを1本つまんで食べると超うまいっす。足がくるんと丸まってキュート、キュート。タコを見て喜んでいる人種は、ポルトガル人と日本人ぐらいでしょうな。
切り口の柔らかいところをそぎ切りにして、歯の悪い旦那さん用にお刺身です。茹で過ぎないところがポイントです。ちょっと生っぽかったら電子レンジで1分ぶらいチンするといい感じになりますよ。今日のは小さいタコなので扱いが簡単でした。ワサビ醤油でどうじょー。魚屋が「今日のタコはおチビちゃんだけど、とっても柔らかでジューシーだよ」と言ってただけあって、歯の悪い人でもぜんぜんOKでしたね。タコじゃないよ、茹で方だよと1人得意げになってしまいました。
刺身にとった後のタコちゃんは、ガーリック、トマト、なすを炒めて、赤ワインに日本酒も入れて、コンソメもちと入れて煮込みました。タコの出汁がしっかり出たなぁ。足はものすごーく柔らかになりました。けっこう煮たからねぇ。口に入れるとホロリと溶けるほどの柔らかさです。旦那さんにはパスタを茹でてサイドに出したら、案の定ドバっとこのタコ煮をかけて思いっきり混ぜて食べてました。タコ、バラバラです。でもこうして食べるとおいしんだよね。さて、
30日7月1日には
ブラジルイングランド(あら、間違えていたわ、対戦相手国も時間も。ブログ更新後、友達から「あんたはアホか」と電話かかってきました。すんません。)と対戦のポルトガル。がんばってほしいもんですな。グンジ家もタコ食べて応援してますから。