ニューヨーク/ロシア/日本、まだ落ち着かないでうろちょろ。
by machikogunji
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夏休み#2/伊吹島(3)
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PHOTO/昔のイリコの加工場「イリバ」。
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PHOTO/民宿「春日旅館」の玄関がかっこいい。
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PHOTO/伊吹島の石垣。イリコに見えた。

伊吹島に行ってみたかったもう2つの事。それは、この島独特の方言と俗習の事。他の瀬戸内海の島とは明らかに違っているといるというのを本を読んだり人伝えに聞いていたので。

まず「島独特の方言」。これはちょっとすごいらしい。すごいってのは、この島で昔から使っている日常の言葉使いが、実は平安時代の京言葉そっくりだってことだ。
それってどんな言葉?今でも使われているの?
日本を代表する言語学者・金田一春彦氏にとってもこの島の言葉は、驚きだったらしいね。島を訪れ研究されたたしい。
どんな言葉かを簡単に述べると、
日本の言葉の発音には、二拍名詞(二つの音で構成される名詞のこと)ってのがあるらしいんだけど、その中に5類ってのがあって、例えば 秋・汗・雨・鮎・蜘蛛・琴・鯉・声・猿・常・露・鍋・春・窓・前などの発音が、平安時代の京都では全てアクセントが2つの音の後側にアクセントがついていたらしいんだけど(東京は頭の音にアクセント、現代の京都は両方が混ざっているとのこと)、日本で伊吹島だけが唯一平安時代のアクセントが残っているんだそうだ、しかもそのままの形で。その言葉は、香川県であるにもかかわらず、讃岐弁でもなく、今の京阪神の言葉のアクセントでもないらしい。なんだか、とっても難しいかも……。声に出して言ったら、………あれっ、ディープとされてる私の使っている高松弁(通称西浜弁)もほぼ一緒のアクセントなんですけど……。ひょっとして高松も……と思ったりもしたが、どんなんでしょねぇ。次回、伊吹島に行った時に現地の人とお話しようっと。

それよりも私が面白いなと思った方言は、目上の人に対する「あなた」ってのが「おまえ」になっちゃうってこと。普通「おまえ」ってーのは相手を蔑んで言う言い方、目下への言い方だが、目上の人に「おまえ」ってのはかなりびっくり、そしていい感じ。生意気そうでいいよね。学校の先生が生徒に「おまえ」っていうの大有りなんすね。ちなみに「私」ってのは「ウラ」っていうらしい。私達は「ウララ」なんだって。おもろ〜い。

まっ、伊吹島の言葉を機会に、なんか数日いろいろ私の周りの「方言」を調べてみることができて面白かったわ。古の京言葉が、瀬戸内の小さなイリコの島にそのまま残ってるなんて、なんかロマンチックでノスタルジックな感じがしました。ちなみに私はかなりのロマンチストです(笑)。

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さて、もう一つ、これはちょっと「意味ありげな」「いろいろ解釈の仕方があるんだろうな」と思う、この島に昭和40年まで残っていた慣習であります。

島の発音で言うと「デービャ」、「出部屋」の話をしてみよう。

この島では、出産後、2、3日経った女性はみんな「出部屋(でべや)」という出産した人ばかりの共同生活をする所で一ヶ月間暮らしていたんだそうです。男子禁制の場所。
諸説は大きく言うと2つある。
一つ、「赤不浄」という言葉が昔あったように、月経や出産の女性の出血は、穢れていると考えられ、魚の不漁にも繋がるという「いかがなものか」的理由。
もう一つは、「産後の休暇」的な理由。こちらは女性尊厳ね。
考えるにどちらの理由も多かれ少なかれあったんだと思う。ただ一つの所に集まっての共同生活を一ヶ月ぐらいってのが、昭和に入っても、しかも昭和40年(1965年)頃まで続いてたってのは、この島独特風習だと思う。この事を初めて聞いた時、なんかけっこうショックでした私、いい意味でも悪い意味でも。合理的っちゃ、合理的だろうけど、「悲哀」的なものを感じたのでした。そのデービャのあった跡地を訪ねてみて、どんな風景が見えるのかを体感してみたかったのだけど………暑さに負けた。行けませんでした。この「伊吹島の出部屋」に関しては、民宿春日のダイニングルームに1冊の本が置いてあったので、ざっとだけど読んできました。「近代日本における出産と産屋/香川県伊吹島の出部屋の存続と閉鎖」って本です。このことを調べて本にされた方がいるんですね。貴重な本です。日本の女性史を垣間みた気がした。こういう事この歳になるまでぜんぜん知らなかったし。

あと、いろいろな海や魚にまつわる家の建築なんかも残っているので、片っ端から見たかったけど、時間切れ。瀬戸芸の「トイレの家」ってのも、家に帰ってきてから調べて解説読んだらとても面白そうだったので、秋にまた来ようと思いました。まずは、今回は島の美味しいもの食べて満足ってことで。

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夕方、フェリーの最終便に乗って観音寺へ。イリバで働いてる人、電気工事屋さん、島民、そしてウララ(私達)と魚を積んで。

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甲板の隣りに座ってたおばちゃんが「この島はイリコ島とも言うけど、形がこうやって見るとクジラに似てるんで、クジラ島とも言うんで」と教えてくれた。なーるほど。イリコとクジラか。私にとってこの島は小さいけれど大きな島だった。
by machikogunji | 2016-08-02 16:31 | 行ってきたゾ! | Comments(0)
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