今週3日間予定している「釣り」の2日目。
イカ釣り終了後、モントークから一度帰宅。イカだけ処理して、また出かけた。
秋、冬は自分の納得できる釣りをしたいと思っていた矢先、岸からのブラックフィッシュの名人からじっくりとそれを教えてもらえる機会が突如できたので、それを逃すわけにはいかないっしょ。
シネコックのジェッティーでのブラックフィッシュ釣りの「何をどう解釈して魚を獲得するか」ってーのを丸一日、陽が西の空に落ちていくまで、名人から1対1で徹底的に教えてもらった。竿、リール、潮、海の状況、風の方向、餌、魚のポイント、釣る時のコツ……、あぁ何から何まで「なるほどな」と説得力のある釣法であった。
難しい釣りなだけに面白いわけで。しかし忍耐が必要なわけで……今日の状況は大潮ってことでかなりやりにくく、しかも魚が岸に寄って来る時期が残すところ少しだけという「手遅れ寸前時期」で、その上、海に穴あける工事を近くでやってて海水が沖から潮が入って来ないと濁っちゃってどーしようもない状況で………など、早い話が「悪条件」な本日。それを克服して魚を釣らなきゃいけない。
「こんだけ教えて釣れない」ってことになると名人は自分の教え方に悩むであろうし、私は自分の理解力のなさと釣りセンスのなさにへこむだろし。だから1匹は釣らねば。
一日中、防波堤に立ってれば、「魚がくる条件」にあてはまるタイミングってのは何回かやってくるもので、その時にいかに適切な対応ができるか、あと、神様が微笑んでくれるかってーので魚を獲得できるか否かが決まる。だから、その瞬間を待つ、待つ、待つ。集中しながら待つ。
夕暮れ時、ようやく釣れた。キーパーサイズ、OK。理屈にあった釣り方でしとめた魚ってのは、うれしいもんです。
しかし、名人「これじゃ話にならん」そうです。
明日、もう一度出直そうと。
もちろん、承知しました。私も男です…………あっ、違った。私も釣り人です。