うちの近所では、そろそろレモンの葉っぱが束になって花屋に並ぶ季節です。ギリシャ人、レモン大好きで、でかいのが安価でゴロゴロ売ってるこの辺ですが、実だけじゃないんですね、葉っぱも活用です。張り切って花屋に行き、おじさんに聞いていると「2、3週間したらたくさん来るからまたおいで」ということで、ちょっとまだ早かったようです。残念。
そのかわり、マーケットで「レモンのピクルス」が計り売りであったので、小さいのを4個買ってみました(ちなみに70セント)。オリーブ売り場に並んでたんで、ちょっと味見。塩気もそんなにきつくなく、フワーッとレモンの香りが口の中に広がります。ギリシャや中近東のおばちゃん達は、家庭でこの「レモンのピクルス」も作るそうです。ちょっとサラダに入れたり、スープに入れたりと用途も多いらしい。これはいいよね。ギリシャ人ってほんと何にでもレモン、ギュッギュッだもんね。うちの近所ではゴツゴツの大きいのが、4つで1ドルちょいで買えるので、ぜひ今年は「グンジ家」の調合で作ってみようかと思ってます。
今日のごはんは、このレモンのピクルスと、ガーリック、ディルの葉を、鶏の足の身と皮の間にぎゅーぎゅー詰めてオーブンで焼いてみました。あんまりこういうのを作らないんで、ちょっとオーバークック気味になっちゃったなあ。まあいいか。我慢して食べてちょーだい、旦那さん。
サラダは、根っこ付きのアルグラと、チャイナタウンで買った長いクレソンの両方の柔らかそうな葉だけを摘んで、紫玉葱とブドウを混ぜてあっさりドレッシングで食べました。最近ブドウをよく使います。もうトマト代わりで使ってます。アルグラのちょっとクセのあるえぐみを爽やかで甘いブドウが消してくれます。なんかプチトマトよりおいしいかも。しかも安いとくる!