明日からサンクトペテルブルク&モスクワ。ちょっと昼寝して、さぁ荷造り。荷物は2つで……
一つは旦那の食糧。もう1つも旦那の食糧と日用品。サンクトペテルブルクには日本食料品店はありません。旦那は料理を作る事を生業にしてますが、それでも思ったものは食べられないらしい。はい、そうですジャンク系がないんですよ。それと酒。でもそういうものばっかり持ってくと血圧が上がると厄介なので、まぁ適当に。あとお薬系です。正露丸、太田胃散は宝物です。日本製の風邪薬も。やっぱり日本人には日本の薬が効くそうです。こんな運び屋、今年で3年目を迎えてもう5回も行き来してるアメリカ⇄ロシア。いつまで続くんだろうこの状況。」と独り言いいながら荷物詰めている自分。行ったら行ったで楽しんできます。今回も一人でブラブラけっこう企んでます。インターネットでエルミタージュ美術館のチケットも、もうチョチョイのチョイで取れるようになったし、地下鉄もだいぶん自由に乗りこなせるようになったし、デパ地下やスーパーで何がどのように売ってるかもわかるようになったし、ちょっとはロシアに慣れてきたので、ちょっと行動範囲を広めようかと。寝台列車からローカルバスの旅、もちろん白タクも乗るぜ。ってことで、今晩はバタバタしてるので冷凍のカレーを解凍して晩ご飯。留守番の老い猫が何となく心細そうにこちらを見て「フニャン」と鳴く。わかるんですよ、お母さんがお父さんの処に行くの。君が若い猫だったら3年前に一緒に旦那とロシアに行っちゃったんだけどねぇ。君が年寄りだから飛行機なんて絶対無理だし、だからお母さんはニューヨークに、お父さんはロシアにってことになったの知ってるやろ。だからたまにこうやって向こうに行く時は、もうちょっと明るく振る舞ってちょーだいな。せつないやないの、タマさん。