◆釣り日記
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図鑑と言っちゃ言い過ぎですね。4列車しか乗ったことないし、モスクワ⇄サンクトペテルブルグだけだし、シベリア鉄道横断した人に笑われるか。でも、まぁこの国の寝台列車乗り始めたらクセになりますわな、独特のムードあって。大好きです。今月末にも乗ろうと思い、そうなると乗ってないやつに乗りたいって気になる。旦那の赴任に際して、何かロシア訪問した時にこなしたもんがあってもいいかな。旦那がこちらに帰ってきたらまずはそう頻繁には訪れないであろう国の何か……それが寝台列車ってのも面白いだろうと。 今日チケットを手配した。便利です、インターネットでちゃんと取れます。初回はまだあちらのシステムってもんが判ってなかったので、旦那のアシスタントと3人で駅の窓口まで行って購入。どうしても赤い矢号に乗りたかったにもかかわらず、アシスタント青年のミスで違うやつになってしもたのは腹立ったが、昨年夏の訪問の前にニューヨークからでもインターネットでチケットが簡単に取れることが判って、自分で赤い矢号を予約して乗ってきた。リベンジしたったで。 で、今回はその最初に乗ったスメナ号の食堂車をはずしていたので、そのリベンジにと予約、この列車は2回目となる予定。でも一人で乗るので、一等車じゃなく女性専用二等の下段を予約。どう考えてもロシアの寝台の上段の席にかかるはしごの簡素さと段の幅の広さで「今度これをよじ上ったら、私絶対落ちるんじゃないか」と不安だったので(だって食堂車できっちりウォッカ1杯ひっかけて部屋に戻って寝ますから当然フラッとしてるわけでありますから)下段にした次第。2等車は4人部屋で入口にドアはありますが、寝台にはカーテンが確かなかったと思う。さてどんな女性達と一緒になるか。スメナ号の食堂車はどんな雰囲気なのか、楽しみだなぁ。 2012夏 モスクワ→サンクトペテルブルグ「レッドアロー号」2等席4人1部屋。 モスクワで料理教室の後、赤の広場で鞄抱えたまま寝てしまい慌てて駅に行ったな。ギリギリ乗車。食堂車も列車の名前と一緒で赤あか赤なロシア調。喉カラカラで冷えたコーラ(普通ロシアのコーラぬるいけど列車の食堂車のコーラはキンキンに冷たいの)をがぶ飲みしてワインへ。海老のジュリアンとサリャンカ注文。それがかなり美味しかった。 2012夏 サンクトペテルブルグ→モスクワ「ツーキャピタル号」2等席4人1部屋。 料理教室のため、超大荷物でモスクワへ。駅に行く途中の地下鉄の中で荷物の氷が溶け出して一時下車してホームで荷物あけて処理。何事かと周りの人が見てたな。困った中央アジアの行商のおばさんと思われてたようだ。座席を確認して食堂車に。意外にこの食堂車が現代的だった、椅子なんか超今風。ウォッカとザクースカのセットを。いくら、鰊の酢漬け、スモークサーモン、茹でポテトとか。しょっぱ過ぎずに美味しい。特に鰊の酢漬け最高。もっと欲しかった。月を追いかけるように夜汽車が走る。車窓から夕暮れを見ながら飲む酒最高。一人旅を満喫。 2011冬 サンクトペテルブルグ→モスクワ「スメナ号」1等席2人1部屋。 初のロシア鉄道・寝台列車の旅を夫婦で。旦那が一等席をとってくれた。内装がロシア的で大感動。カーテンとか波打ってるし。ごはん食べて乗ったので食堂車には行かず用意されてたスナックでビールを飲んだ。朝食は到着前に部屋でゆっくり食べたぞ。ロシア風賽の目切りのサラダ、カーシャのオートミール、ブリヌイとジャムに紅茶。旦那は全て苦手とのことで2人前私が食べた。雰囲気はあったけど確かに美味しいものではなかったかな。興味が先に走る私は平気。 2011冬 モスクワ→サンクトペテルブルグ「サプサン号」 ロシア列車初乗り。しかも1番速いやつ。ちょっとした飛行機のような感じね。えらい近代化してるじゃないのとびっくり。乗客全員i-phoneと最新mac。料金高いだけあるな。車内販売のおねーさんもスチュワーデス風で英語だし。駅で買ったサンドイッチとビールを飲んで、風景があんまり見えないし、朝早かったので寝たもーた。起きたら着いてた。はやっ。ビジネスの人達にはいいかもしれないが、こういう観光の旅にはちょっと情緒がないかも。食堂車見過ごしてしまい残念。
by machikogunji
| 2013-05-12 05:16
| ロシア趣
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