ハリケーン・サンディの過ぎ去った後の自分のお気に入りの釣り場の状況がやっぱり気になり、今日偵察に行ってきた。誰に聞いても「ロングアイランドはかなりのダメージだったみたいだよ」ってのがあったんでどんなもんかと。やっとガスステーションも平常に戻りつつあり、ガソリンもそんなに待たないで満タンに入れられるようになってきたんで、車で2時間ほど走って見てきました。私の主な釣り場はロングアイランド北東の先端あたり。グリーンポートからオリエントポイントにかけてです。グリーンポートの少し手前に砂州が広がる港「ポートオブエジプト」ってところがあって、そこにいい魚屋とその隣に釣具屋があるんだが、まずそこに行ってみた。魚屋は浸水のため、少しグリーンポート寄りのところにトレーラーハウスを借りて店を出してた。かなりの被害で当分このトレーラーハウスの横の建物に入居して魚屋を続けるってことだ。さすがに魚の数も少なく、でも昨日揚がったブラックシーバスがあったので料理教室と自分ち用に購入。ここの魚はなんせ素晴らしく新鮮で質がいいので、ぜひ店続けて欲しいです。店のボートは大丈夫だったのかなぁ。
隣にあった釣り具屋は、元の場所で営業するためリノベーション中。海水が腰の当たりまで入ってきちゃったそうだ。
マリーナはご覧の通りぜんぜん船はありませんでした。
グリーンポートのフェリーのりば横ピアは、問題なかったようで安心。いつもここで釣りして遊んでますからねぇ20年も。古い木製のピアですが強固だ。2年前の台風の時の方が荒れてた気がする。足場も大丈夫みたいで、さぁいつから釣り再開しようかここで。グリーンポートの町はやはり浸水被害が出たものの大体元に戻っており、大好きな珈琲屋アルドも再開していた。グリーンポートは内海であるペコニック湾内に位置するので、外海の直接的な打撃はかろうじて免れたようだ。乗り合い船ペコニックスターも定位置に戻ってました。
キャプテン・マイクのプライムタイム号はもう船出してるみたいだ。ブラックフィッシュいいみたいです。機会があったら行きたい。今日は雨にもかかわらず隣りのチャーター船がちょうど帰ってきたところに遭遇。オリエントポイントの釣り船は再開してることを確認。
そこからもっと東に行ってオリエントポイントの先端まで行ってみたら、あぁ、ここは無惨にも先端の地形が変ってた。先が浸水しちゃって元には戻らないんだろうなもう。
ここから先を読みたい方は「続きを読む……。」をクリックしていただていいんですが、鹿の残骸の写真がありますので怖い人はご遠慮ください。
ここの先の灯台までフライフィッシングの好きな連中、ストライプ狙いで引き潮の時に歩いて行ってたけど、ぜんぜん手前でもう金網張られて入ることができなくなってしまってた。
ここまで来る道ってのがでこぼこのクネクネの獣道って感じなんだけど、やっぱり子鹿が弱って道で死んでた。ハンプトンもこのような鹿が台風に飲み込まれてたくさん死んじゃったみたいです。
最後に一番心配してたニューサフォークのキャプテン・マーティの貸しボート屋。健在でした。かなり祖末な小屋と古くさいボートを置いてたので、海っぷちだし、これは壊滅しちゃったかなと心配してたら、ちゃーんとありましたぁ。よかったぁ。ここも20年毎夏ボート借りて釣りに行って、何回か悪天候で遭難しそうになったり、砂州に乗り上げて船外機のエンジンの羽なくしてしまったりしてお世話になっちゃってるところだからねぇ。おじさんすごくいい人なのよね。よかったです、あって。