グルジアの伝説的な画家であるニコ・ピロスマーニの映画を見たがめちゃくちゃ良かった。古い映画で、今度ロシアに行った際にどっかでDVDが買えるといいなと思って詳細を探してたら、ひょっと観ることができた。
1978年の古い映画です。そして字幕なんてのは付いておらずロシア語なんですが、なんとなくストーリーはわかるの。
ごはんと釣りのこのブログに映画とは珍しいのだが、あんまり良かったので記録しておくことにした。ごはんと関係ないかと言うとそうじゃなく、グルジアの食文化がものすごく判るのこの映画。もともとこのピロスマニは庶民の生活を絵に描いてた人で、ごはんの絵が多いの。お金に困ってレストランとかの壁に絵を書いたりもしてるので、そういう場面が山ほど出てきます。
どの場面を切り取っても絵になるの。こりゃ私が今まで観た映画の中の3本の指に入る。どこかでこの映画に出会ったらぜひみんなに観てほしいなぁ。彼の絵についてはこれまた思い入れが大きいのでまた。最近プリントアウトして家に貼りまくってますから。
★ПИРОСМАНИ(ピロスマーニ/1969年)
製作/ グルジアフィルム、監督/ ゲオルギー・シェンゲラーヤ、美術/ 主演 アフタンジル・ワラジ(この主演の人は本物の画家でもう亡くなってるんですが、最高にいい味出してました)