◆釣り日記
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アッサ〜〜〜〜〜〜。天気予報じゃ今日は雨ってことだったんですが、ハレテルゾ〜〜〜〜ィ!絵に描いたような素晴らしい朝焼けじゃないっすか!! 荷物と昨日のヨシさんからの大量のイカを車に乗せ、向かうはお隣の州ニューハンプシャーのハンプトンビーチです。ニューハンプシャーと言えば、大統領予備選で一番に注目を浴びる町、しかし私の注目は大統領じゃなくサバです。政治より釣りじゃ、グワッハハハッ。ブルックリンで真冬の真冬、めちゃくちゃ寒い時に行く鯖釣りの船の厳しさは何回行っても辛いです。「もう少しあったかいサバ釣りがしたい」とず〜〜〜〜っと思ってたんですが、はい、それが叶いました。それ、やってみたかったんです。こちらに来ると鯖の時期も早いんですね。そりゃそうですね、鯖は秋から北から南下してきますからね。この時期に鯖釣りの乗り合い船に乗りたいなら、もうここまで来るしかないのよね。で、来たわけです。旦那の単身赴任をいい事に、嫁は東海岸を駆け回ってます。あー忙し忙し。とか言ってみましたが、実は旦那が来週末一時帰国する際「食べたいもんは何かある?」と聞いたら「秋のイカの沖漬けと新鮮な鯖かなぁ」の一言に、うっしっし、じゃっ釣ってきてあげましょうってなことでここまで来たんです。自称いい妻です。よねっ、よねっ。まっ、それはどーでもいいんですが、朝7過ぎ、無事ニューハンプシャーの釣り場に着きました。師匠を始め、師匠んちの息子ちゃんと娘ちゃん、師匠の釣り友さんとその息子ちゃん、そして今回お会いしてしっかりと頭を下げとかなきゃいけないスメルト釣り名人の総勢6名と現地合流。おもしろかったのが、鯖釣りの船に乗り込む時、まず鱈の乗り合い船に乗り、それを横切り、隣りの鯖釣り船に乗り込むの。時間があったらもう1泊して鱈行きたかったなぁ。鯖と同じでnyの鱈釣りは一番寒い時なんだけど、ここじゃ夏からやってるわけで、あったかいうちに鱈釣りに行けるのってものすご〜〜〜い魅力だもんねぇ。まっ、今回は鯖、鯖、おさば様。目指すはアイル・オブ・ショールズ(Isle of Shoals)っていうニューハンプシャーとメインの州界にある、それはそれは美しい島(見るとびっくりします!)のちょっと横。ここには確実に鯖が群がってるらしい。この乗り合い船で行く鯖のポイントとしては一番遠いところなんだって。遠いって言ってもたったの30分。あり得な〜〜〜いニューヨークじゃ。しける真冬の海であ1時間以上走り回るニューヨークの鯖釣りは、船酔いでみんなゲロゲロにあるの。それに比べるともうこの時点でこちらの鯖釣りはヘブンヘブンだわ。近場の時は船で20分足らずなんだってよ〜。エクセレント! 今日は、ニューハンプシャー州の魚研究所の若いおにいちゃんおねえちゃん達が鯖の生息状況を調べるってことで一緒に乗船。私たちの釣った鯖のサイズをいちいち計るらしい。まぁ鯖のためです、お願いします、計ってください。でも魚の扱いが雑で、ついに文句を言ってしまったわ。「あのねぇ。計るのはいいけど、こちとら1匹1匹丁寧に血抜きして、その血の出た鯖を身が割れないようにこちらの氷のクーラーに入れて、氷どっさり詰めてニューヨークくんだりまで持って帰るんだから、氷から鯖出したら、スーパークイックでサイズ計ってスーパークイックで氷に戻してちょーだいよ。」としつこく「スーパークイック!スーパークイック!」と言ってたら、調査員達も「イエスイエス、スーパークイック!」と言いながら作業してたけど、ほんとっ、アメリカ人は私にとっての鯖の値打ちがどんなもんか判ってないの。ひとこと言いたい。魚について研究する施設で働いているのなら、まず魚の扱いを覚えろよ、こらっ。そんくらい魚は大切に扱わないと、特に鯖は大切に扱わないとバッテラできないんですよ。なんせ、日本との魚の扱いの違いgは天と地の違い。この船でも、みんな鯖を釣るだけ釣って持って帰らないの。鯖釣り=鯖をおいしく食べるっていう気はないみたい。あー、もったいない、もったいない。鯖という魚のアメリカ人にとっての意識はまだまだ低いようです。マグロが鯖科の魚っていうの知ってるんだろうか。 相棒の森の石松子さんは、初めての鯖釣り。彼女はうちに通う料理教室の生徒さんなんですが、その中でも異質なの。異質と言っちゃ怒られますが、いつも私が言う「本当にアメリカでうまい魚を食べようと思ったら釣ってください。釣りに行ってください」というのを実践したいと言ってくれた人です。根性入ってます。大雨の中のデビュー戦のひらめ釣りで、見事にプールフィッシュ(船で一番でかい魚)を仕留めたのにはまいった。実に粘り強い釣りをする女性です。今回も一応行かないと思ったけど声をかけたら「ぜひ!」という返事がすぐに帰ってきた。うれしかったなぁ、こういうの。まず女性でここまで私につき合ってくれる人、あんまりいませんから。ついてきてくれる限りは、私の知ってることは全部教えます。そして釣りがどう楽しいか、釣った魚がどうおいしいかを味わってもらいたい。まっ、釣った魚は食べたら一舌瞭然(造語です!)で判っていただけると思うんですがね。 さすが師匠、はずしませんでした。釣れますここ。落としたら釣れます。鯖釣りの醍醐味、充分味わえました。しかし、私は釣りも楽しみましたが、この鯖をニューヨークにいかにいい状態で持って帰れるかをずーっと考えてました。まず、釣った鯖はすべてあごをはずして首を折って血抜きすること。バケツに水を入れて出た血を流し、別にクーラーボックスにたっぷりの氷と海水を入れた中に奇麗に血の出た鯖を入れていくこと。釣りが終わった時点でクーラーの水を抜き、新たに新しい氷を入れて、ニューヨークに帰りながら溶けた水をある程度捨てていくこと。これらの事をして持って帰りました。あと大事なのは、鯖釣りはパンパン釣れるので、ついついどんどん釣ってしまいますが、そうなるとクーラーバックいっぱいになっちゃって氷が入らなくなります。鯖も重さでつぶれてしまいます。それを避けるために、我慢です。我慢して、クーラーバック半分ぐらいでやめなきゃいけないの。食べれるだけ釣って無駄にはしたくないですからね。小さいのは南蛮漬けにどうしてもしたかったので30匹までキープ、あとはリリース。中型も30匹ぐらいまでに。大型は心配しなくてもそんなに釣れないのでキープ。バッテラ用です。中型は丁寧に刺身にすればその美味しいさは充分味わえます。そんな感じで、釣り後半、釣るのは森の石松子さんに任せ、私はその処理の集中。 釣りっぱなしだと切りがないので、こんくらいの量を持ち帰り用に釣りました。私も歳を取りました。むちゃくちゃ釣りはしなくなった。我慢ができるようになったわけよ。 それでも充分にこんだけあります。親しい鯖を楽しみにしてる友人にお裾分けする分はありますよね。釣りたての鯖の美しいことったらありゃしない。白く青く、これが本当の鯖の色です。 釣っただけで持ち帰らない人がたくさんいるのにはびっくりした日本人として。この鯖はみんな船に置いて帰っちゃう鯖です。彼らにとって鯖は、貴重な魚じゃないんです、やっぱりただの鮪とかの餌であるとか、肥料ぐらいにしか思ってないと言っても過言じゃない。こういう時、日本人ってのは本当に魚の扱いを大事にし、それを美味しく食べる人種だなと感動します。世界で一番魚の扱いを知ってるのは日本人だろうな。 ってなことで、鯖釣り、いいお天気で、あったかく、楽しく、たっぷりと満喫できました。ここまで来てよかったなぁと。6月ぐらいからこの辺では鯖釣りの乗り合い船が出てるそうです。今回の釣りはもうそろそろ鯖釣り船も終わるみたいで、これからは岸から鯖が釣れる季節なんだそうです。岸から鯖ですよ。あぁ、この辺に住んでなくてよかった。住んじゃってたら、毎日釣りしちゃって意思の弱い私は他のこと何にもしてないだろうから。昔、マイアミでそういう生活にのめり込んだ経験があるんですが、あれはあれで楽しかったぁ……やっっぱり……とふと思い出しました。反省してないってことですかね。
by machikogunji
| 2012-10-09 00:01
| NY釣り婆日記・魚料理
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