いつもとは違う料理内容、これが2回目、「単発・ロシアの味土産」の料理教室です。ロシア生活後半はこの事ずうっと考えて、飲んだり食べたりしてました。で、これは美味しかったってのを再現。こういうのは早くやっとかないと、感動も味も薄れてしまうので、ちょっと強行ではあったが帰ってきて2日目に決行。
まずは、例のタラコの缶詰。これ、こっちのロシア人街で売ってたらいいなぁ。今度探してみよう。塩加減もいい感じでおいしいので、これは直接パンに塗って食べてもらうことに。こういう缶詰になってるっていう存在が面白い。みんなの反応良し。「おにぎりでも食べたい」という要望に、急遽ごはん炊いて、たらこおにぎりも作ることに。ペロリであった。
ディップとか普段食べない自分ではあるが、これはおいしいっと思った、スモークサーモンとトマトとイエローパプリカのディップ。調味料は一切入れなくても充分美味しいのコレ。トマトは皮と種を取ったフレッシュなのを使い、イエローパプリカは肉厚のやつをローストして焦げた皮と種をきれいに取って、全部をフードプロセッサーにかける。その時、マスカルポーネチーズを少し入れたら大正解。みずみずしく、すごく軽い感じの夏向けのディップになります。モスクワのみなさ〜ん、ぜひ作ってみてください。その時は缶詰の塩たらこを後から少し混ぜ合わせるともっと美味しくなりますよ〜。
ラムのスパイス焼き。スパイスはサンクトペテルブルグの市場で買ってきたものと、アメリカのホットペッパーの効いたもののミックス。これを肉にまぶしてフライパンでしっかりめに焼き、焼きたてを骨もって喰らいつくという食べ方です。近所にいい肉屋があるので、ラムはいいのが手に入る。しかし、こちらのラムはきつい味はしないな。ロシアで食べたのはもう少しワイルドな臭みがあった。だから薄く切ってあった。食べ易さから言ったらアメリカの方がいいが、ラム好きにはあちらのラムが美味しいと思うんじゃないかな。
こってりしたラムには、この昨日味合わせをしといた、酸味が効いてさっぱりした、キルギスタンの冷やし中華「アシュランフー」がいい感じで合うの。この組み合わせ、みんな気に入ってくれた。ほっとした。