ニューヨーク/ロシア/日本、まだ落ち着かないでうろちょろ。
by machikogunji
◆釣り日記
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壷焼き肉じゃがの味@Brighton Beach
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JFKでスペースシャトルを拝んだ後に、海辺のハイウェーをぐるりと回り、ブルックリンのブライトンビーチへ。ロシアで使う携帯電話のことがよく判らないので、電話屋で直接ロシア人に聞いてみようと。前回自分の携帯を持ってったら予算以上に料金が高かったので、同じ失敗をしないために念には念をです。おばさんなのでこういうことにめちゃくちゃ弱いんです。結局いろいろ話を聞いてみると、現地で安い携帯電話&SIMカードとプリペイドカードを買うのが一番安上がりということが判った。ってことで電話の悩みは解決。ちょうどお昼となったので、ごはん、ごはん。ブライトンビーチもよく通っていると、だいぶんどこに何が売ってるかとか判るようになり、ウロウロする範囲も徐々に拡大している。ちょっと文字も読めるようになってきた(意味は判ってないし、会話にはほど遠いが)ので、ますます楽しいぞ。
メインの高架下の商店街をちょっとはずれた横町に、なんかでっかい壷がキャナピーの上に乗っかっている。なんじゃココは?と寄ってみると、小さな食堂。人気があるようで、狭い店の中はいっぱい。ちょうど1組食事が終わって出てきたので、とりあえず入ってみることに。
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「VARENICHNAYA」って名前の店で、店名にもなっているロシアの茹で餃子ヴァレニキがウリのよう。ロシアというかこれはたぶんウクライナ系のお店だな。ヴァレニキよりも小さな餃子「ペリメニ」や、クレープに具を入れて四角く折りたたんだ「ブリンツ」もあり。みんなこれらを目当てに来てるようだ。
メニューを見てると、コーカサス地方の料理もけっこうあった。私はどちらかというとそちらの方が好きで、ここは軽くスープでいいかなと、まだ試したことのなかったグルジアの名物スープ「ハルチョー」を頼んでみた。これはお米とラム肉、トマトや野菜を煮込んだピリ辛の具沢山スープ。けっこうこってり系のスープだと聞いていたが、ここのぜんぜんそんなことなかったな、美味しい。ごはんが入ると安心するのはやっぱり私がアジア人だからなかな。スルリと完食。スープは他に、ロシアの定番「ボルシチ」、ウズベキスタンの煮込みうどん「ラブマン」、本家はトルクメニスタンだけどここのはウズベキスタン・スタイルのあっさり系肉と米とじゃがいもと香草(トマトは入ってないのでスープは緑色系)のスープ「シュルパ」があった。どこがどうウズベキスタン・スタイルなのかは今度注文した時に聞いてみようっと。それと、ロシア方面で夏に食べるスープ「オクロシュカ」ってのも書いてあったんだが、まだ始めてないとのこと。日本人が「冷やし中華始めました」という貼紙をみて「あぁ夏だな」と思うのと一緒なのかな、このスープ。食べてみたいぞ。って感じで、なかなかスープ系に強いお店だ。
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もう1つ、店頭に高々と飾られてある、あの壷の食べ物はぜひ食べてみたかったので、お店の人に聞いてみると(ここの店主のおばあちゃん、めちゃくちゃ美輪明宏にそっくりです!!髪型と色(黄色じゃないけどシルバーなので光の具合で黄色に見える)からメーキャップ、あの眉毛の形までそっくり)、「ジャルコーエ」ってやつで、豚肉とじゃがいも、玉葱を一回炒めてから壷に入れてオーブンで温めてるんだそうだ。日本的に解釈すると「壷焼き肉じゃが」ってところだな。いい感じじゃん。即オーダー。ジャルコーエってのがこの壷なんだそうだ。こんな感じで登場。薬味には青葱とロシアお約束のディルがかかってます。これっ、おいしっ!!ほんまに肉じゃがや。むしゃむしゃいけます。醤油とみりんなしなのに肉じゃがの味にちゃんとなるのねとびっくりした。これもまさこ姫と2人でスルリと完食。
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あと、パンが面白かった。この記事を書いた後日、イスラエル在住のブログを通して知り合ったsarahさん(sarahさん、すごい人っす。ものすごく勉強されている。これからもいろいろ教えていただきたい。勉強したいっす。)が、きちんと調べてくださった結果、このパンは、ブハラ・ジューイッシュの人達が食べる伝統的なパンであると判明。私は「ウズベクスカヤ・レピョーシカ」と簡単に書いてしまったので、もう一度調べてみたら、あぁ、これは一言では語れないと。もともとブハラ・ジューイッシュの人達のパンであるのだが、歴史を溯る事2世紀半ですか。めちゃくちゃ簡単に言うと、ブハラ・ジューイッシュの人達が食べ続けてきたパンが、歴史と共にウズベキスタンの人達と共有するパンになっていき、そしていろいろな形に進化したようです。総称してレピューシカってことで括ってるようです。ほんと一言では言い切れない、この地域には「食文化の歴史」が渦巻いてるんです。しかし、今回のパンは、典型的なブハラ・ジューイッシュのトラデイショナルな形をビシッと守った形のパンであったようだ。ってことは、その場ではなーんも知らず、丸ごとは無理なのであらかじめ半分にしてもらって食べた次第。「ぷっくらでかなりの塩味。真ん中に剣山のような針状のもので花柄を押してから焼いてるのがかわいい。欲しい、これっ、面白い。ロシアに行って探してみたい料理器具のリストに入れとこう。」と軽くまとめてしまったの。パンの歴史ってすごいかも。味よりも歴史背景に興味そそられます。sarahさん、ありがとう。
このように、アメリカでロシア料理と看板提げてるお店、奥が深過ぎだなぁ。ロシアだけじゃないのね、どこも。ロシア料理というもの自体の存在があやふやなのは最近判ってきた。フランス風あり、アジア風あり、アラブ風あり、いろいろなものが重なり合ってるんですね。興味はますます深くなる一方です。
★VARENICHNAYA:3086 Brighton 2nd St., Brooklyn
by machikogunji | 2012-05-30 03:54 | 外ごはん
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