「ボストン沖のいい本鮪があるから、味見しに来たら」とのお誘いがあり、アッパーイーストサイドのどんぐりに。キリリと冷えたビールが滲みますぜ、五臓六腑に。モスクワの町の飲み物は全部ぬるかった。ビールもジュースもアイスコーヒーも。せめてビールだけは…、せめて夏のビールだけは……と思っていたので、今日のビールは心底おいしく感じたなぁ。
定番の胡麻豆腐。今日は、おっぱい型で出てきたね。
焼き茄子・胡麻だれ。濃厚な美味しさ。
お刺身、おいしいところをちょっとづつ、一人前に盛り込んでくれた。まず、鱧からいただき。そして最後に、ボストン鮪を。いい鮪だこと。ねっとりと、でもすっきりした脂とかすかな酸味ってのは、天然鮪の醍醐味。うまいっ。茗荷もうまいっ。
本日のおすすめメニューの数がこんなに豊富だったっけ。シェフ加川君の意気込みを感じたよなぁ。真面目に妥協しないで料理作ってるよなぁ、仁ちゃん。お見それしやした。
「これ、食べてみたいやんけ」と思ったのがこちら、焼き鮎と焼き雲丹のサラダ仕立て。素直に天然鮎の塩焼ってのにしようかと思ったんだが、こちらにして正解だったな。雲丹と鮎なんて合うのかいなと思ってたら、
さすが加川君の腕にかかったら、こういう事になるのねとまたまた感心。めちゃくちゃ美味しかったです。
ニューヨークの和食の神髄だよ、ここの料理は。ごちそうさまでした。