エルムハーストに超レアな24時間営業の焼き肉屋があって、今日はそこでめちゃくちゃ遅い夕飯を旦那と。
ご飯を食べていたら、酔っぱらいが3人入って来て盛り上がる、盛り上がる。まず、アメリカの普通のレストランでは考えられない光景で、騒ぐ騒ぐ。けっこう面白かったです、おっさん3人の大酔っぱらい。
この焼き肉屋、昔からのスタイルで炭火です。こんな寒い夜に炭の燃えるにおい、なんかよかったです。
前菜に出てきたホワイティングっていう魚を素揚げして、少し酢の効いた甘辛の韓国風タレをかけたやつ、おいしかったなぁ。
この韓国風のあったかい豆腐もおいしかったぁ。
食べ終わって外に出たら、さっき店の中で揉めてた酔っぱらいが人数増えてなにやら揉めている。その間を割って歩道を歩いていたら、今度はカーサービスの車からベロンベロンに酔っぱらったインド系の初老の親爺が道路に転がり落ちてきた。息子らしき若者が親爺を持ち上げて歩かそうとするんだが、おやじさん、雪に足をとられてかぜんぜん立てない。最後に何か叫んで雪の上にあぐらをかいて座り込んでしまったし。まっ、パトカーもよくこの通りは通るし、目の前はエルムハーストの大きな病院だし、何とかなるでしょ。久しぶりにグデングデンの酔っぱらいのおっさん達を見たな。横で笑っている旦那、あんたも大して変わらんで、ちょっと。
明日の朝、またこの街にカニを買い来なきゃいけない。あと数時間後なんだが、夜が明けて朝になると、この街はチャイニーズを始め、ヒスパニックの人々でいっぱいになる。朝から買いもの客でいっぱい、車も混み合う。なんかいろんなカオスが渦巻く街なのである。こういうのが昔はニューヨークのあちこちにあったんだが、最近は、どこもこじんまりしちゃってあんまり面白くないもんな。クイーンズにはちょっと前のニューヨークの空気が残っていた。